完全FIREをしてから4年目になります。
今でこそスケジュールが3か月先までポツポツと埋まっていますが、FIRE直後は、あえてスケジュールをがっつりとは組まずにいました。
理由は「その時々で予定を好きに組める」という「解放感」を味わいたかったからです。
そんなアプローチは、今は大きく変わり、あるステップでスケジュールが先まで埋まってきます。
今回は、FIRE4年目の今、僕がどのようにスケジュールを埋めているのか、そのルールやステップについて綴ります。
僕のスケジュールを動かす「JALのタイムセール」
いま、僕のスケジュールはある「パターン」によって埋まっていきます。
その中心にあるのが旅行です。
今も開催中の「JALのタイムセール」をまずは使い、向こう3か月の旅行予定は決まってしまいます。
このセールはおよそ月1回開催される、JAL国内線の割引キャンペーンです。
今だと「JAL国内線タイムセール 7,700円~(搭乗期間:8月1日~9月30日)」といった内容です。
今回は9月の予定を立てたわけですが、まず、候補地をいくつか挙げ、地域のイベント・旬の食材・気候などを比較し、最も魅力的な場所を選んで予約します。
候補地に行くうえで最も安い往復ができる日程を選べば、それで旅行の予定は完了です。
思いつきの旅行は減ったが・・
このスタイルに慣れてしまうと、「思いつきの旅行」はほとんどなくなりました。
サラリーマンの頃は、直前にならないと旅行の予定も立てられない状況でしたが、FIRE生活の今は好きな日程・時間で旅程を組めます。
なので、こうしたキャンペーンを活用し「安く・効率よく・最適な場所」へ行ける状態になったと実感します。
でもこれは、ある意味、FIREは自由なようで「セール情報に支配されている」とも考えられます。
自由は「パターン化」されていく
こうした変化は、FIRE生活における「自由のパターン化」と呼べるかもしれません。
FIRE初期は、「効率よりも柔軟性」として、スケジューリングを控えめにしていたのですが、今では「柔軟性よりも効率性」として、早く決めることで有利となるものは、どんどん早く判断するようになっているからです。
例えば、早く決めることで効率が良いのは、
・旅行(安くなる)、
・旧友たちとの飲み会(集まりやすい)、
・ライブコンサート等のイベント(キャンセルリスクも低く無駄にならない)、
・スポーツ施設(良い時間に取れる)
などで、少しづつ、計画に盛り込む対象も増えて、それがパターン化しています。
終わりに
FIRE直後の僕は、「解放感」を味わうことを最優先に、予定を突発的かつ衝動的に立てていました。
それが今では、「あらかじめ早めに決めたほうが良い予定は、FIREの時間の柔軟性を活かして、決めるものはどんどん決める」といった「自由を最大限に使い切るスタイル」へと変化しています。
無秩序で直感的だったFIRE初期と、整然と最適化された今では、自由の活用に違いがありますが、今の感覚では、後者がフィットしています。
多少、「JALのセールに振り回されている」と取れなくもない状態ですが、とはいえ、FIRE生活で「何にスケジュールを支配されるか」すら自分で選べる・・こそが、真の自由なのかもしれないと、思っています。
少なくてもサラリーマンの頃の「会社都合」が最上位に来ないことが大きな違いです。
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