アーリーリタイアをして良かったと感じることを6つ挙げました。
挙げてみると、リタイア直後といまでは「良さ」の感じ方が微妙に違います。
今日はアーリーリタイアの良さを綴ります。
アーリーリタイアして良かった”6つ”
①時間や人間関係に縛られない
②趣味が広がる
③好きなだけ旅行できる
④自分に向き合える
⑤以前より健康になる
⑥親孝行を存分にできる
となります。
どれも当たり前に見えます。
ですがリタイア直後は表面的な「サラリーマン生活からの変化」が嬉しいというものでした。
それがより習慣として定着し本当の良さをジワジワと感じているのが2年後のいまの特徴です。
それぞれ個々に綴ります。
時間や人間関係に縛られない
なによりサラリーマンを辞めてストレスが減りました。
その理由が「時間や人間関係に縛られない」です。
リタイア当初は仕事の責任や拘束から解放されたという「変化」が単純に嬉しいと感じていました。
今は「時間の使い方も人間関係も全て自分次第で決められる」という決定権が心の平穏につながって安心できると感じています。
思い返せば、サラリーマンの時は「協調性」を重んじ、時間の使い方や人間関係の必要有無を自分で勝手に決められません。
そんな状況ゆえ「時間も人間関係も自由になるはずないものだ」と、頭っから考えることを遮断していたところにストレスが生まれていました。
いまは反対に「自分次第で何でも決められる」と自由な考えを持って自由に判断できることが当たり前の習慣として定着しています。
それがストレスを根絶させたのだと思います。
趣味が広がる
アーリーリタイア後はしばらく離れていた昔からの趣味(サーフィンなど)、やりたかった習い事(料理や語学)だけでなく、思いもよらない新しい趣味や資格取得もやりました。
思い返せば、サラリーマンの後半「この先2年後の状況」が見通せるし変わりばえのない将来に「マンネリ」や「閉塞」を感じていました。
リタイアから2年も経つと、何かと当初計画にはなかったことを手掛けた実績も見えてきます。
ちなみに想定していなかったことは、スポーツでいけばスカッシュやSUP、その他は寺院参拝、資格については船舶資格や夜景観光士など(意味不明ですが・・)、資産管理を徹底したり、などです。
思わぬ広がりがあったリタイア後の2年間は、サラリーマンのまま過ごす見通せる2年間より、やはり価値あると思えるのです。
なお、趣味については「FIREしたから趣味が広がる」という側面と「そもそも趣味を広げる能力がFIRE向く」といった相関はあると思います。
趣味そのものもリタイアに合ったものにチューンアップされます。
リタイアして実感!趣味の価値が変わる理由とお勧め趣味について
好きなだけ旅行できる
趣味の1つでもある旅行は「好きな時に好きなだけ旅行をできる」というのがリタイアならではの良さです。
2年でかなり多く旅行をしてきましたが、単に「自由に旅行できる」といったリタイア当初の喜びよりも、いまは「企画実行が思いのままにできる」という自由度に価値を感じています。
例えば個人手配で旅行をする時に飛行機のチケットも安くてベストな日程に自分のスケジュールを合わせて予約できます。
サラリーマンの頃は日程ありきで、値段の高さを受け入れて実現させたり、目的地を変更して実現させたりといった犠牲ありきと比較すると「思いのまま旅行を企画できる」という良さは大きいと感じています。
直近ではこんな旅行をしています。これも時間も余裕もあるゆえできることです。
自分に向き合える
これまでの人生で、自分の思いや行動を深く洞察したり明文化したり変化を追ったりといった「自分と対話する時間」はかなり少なかったと思います。
いまブログで毎日1記事書くこともこうした「内観(自分との対話)」に時間を使う習慣につながっています。
このアーリーリタイアからの2年間はサラリーマンの頃の2年間よりも「濃い時間」と思えるのも内観のおかげです。
濃いというのは時間の過ぎ方が「ゆっくり」というか「じっくり」過ぎていくような感じ方に変化させてくれます。
時間が早くすぎると人生を損した気分になるので、これはとってもお得な気がします。
「歳をとると時間が早く過ぎる」と感じる法則〜体感時間の余命計算をした
以前より健康になる
もともとサラリーマンの頃から週2回はジムで運動をしていましたし、基本、健康や体力面は気を遣っていました。
それがリタイア後は週2日から毎日5キロ、ランニングや筋トレをするようになり、やはり違いがあります。
体重の変動幅もサラリーマンの頃の増加ピーク(大学生の頃の体重プラス6キロ)が30代後半とコロナ禍の時にありました。
ですがアーリーリタイア後はせいぜい、大学生の頃の体重+1キロ~2キロまでで、体脂肪率や血液成分も健康的になりました。
それとぐっすり眠れることも比例している気がします。
親孝行を存分にできる
親孝行をすることはリタイアの目的でもあり計画内のことです。
それでも「頻繁」に母親に会って一緒に出歩き、食事し、お花を見に行け、買い物を代行して持っていってあげれることも、アーリーリタイアゆえできることです。
仕事をしていたら頻繁には会えないだけでなく、年老いた母親が「必要」というタイミングでタイムリーにサポートできないはずです。
仕事が理由で親孝行が不十分だと自分の人生で後悔してしまう大問題なので、2年間でこうして積み上げた孝行というのは自分の気持ちも救います。
老齢の母親を最後の海外(ハワイ)旅行に連れていけたことも時間に融通利くリタイアの賜物です。
終わりに
以上がアーリーリタイアから2年経過後のいま「リタイアして良かった」と思う6つのことでした。
サラリーマンをリタイアした直後は、その変化に戸惑いながらも「感情的に嬉しい」というものでした。
2年も経過するとそうした変化が習慣化し、しみじみ良さを感じます。
FIREは継続することに価値があるのだと思います。
FIREを目指すのに早すぎも遅すぎもありません。
この記事でみなさまご自身にとってプラスな生き方が何かを考える機会になれば幸いです。
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