リタイア生活に欠かせない「旅行」ですが、今回も再び、JAL便で羽田－四国往復（今回は高知）を実質約１万円相当で手配しました。
これは「どこかにマイル」というミステリーツアー的なもので7,000マイル（10,500円相当）で往復手配できます。
マイルやポイントを駆使し、最安値サイトでホテルやレンタカーを手配する「いいとこどり」は、時間に融通の利くリタイア者ならではの特権で、頻繁な旅行もコスパ良くいけます。
今回は「四国88か所霊場巡り」の目的で、前回取りこぼした残り５つほどお寺を周って全制覇・完了とする予定です。
そんな旅をいかに手配したかを綴ります。
JALの「どこかにマイル」で手配した
この「どこかにマイル」は、羽田発（それ以外も）の国内往復航空券を7,000マイル（1.5円/マイル換算なので10,500円相当）で入手できます。
ちなみに羽田－四国を「往復セイバー」で予約すると約5万円なので4万円はお得ですし、通常の特典航空券だと14000マイルが必要なので半分のマイルで済みます。
ただし行先は自分で確定できず、JALサイトの検索結果に表示される４つの候補地のどれかが、それを申し込みをしてから数日後に決定されます。
ピンポイントで行先が決まっている人や時間に融通が効かない旅行だと厳しいかもしれませんが、僕のように旅程も行先もある程度柔軟だと、お得なサービスとなります。
「どこかにマイル」の使い方
ということで、この「どこかにマイル」ですが、仕組みは簡単です。
JAL公式サイトの「どこかにマイル」で２つの設定をして検索をすると４つの行先が表示されます。
検索時に選択するのは、
・出発空港（羽田、大阪は伊丹・関西、福岡、札幌に限定）
・出発と到着の日付/時間帯
＊日付けは表示される５日後から１か月後の範囲
＊時間帯は５つから往路、復路を選択（①0500-0859,②0900-1159,③1200-1559, ④1600-1859, ⑤1900-2359）
そして検索ボタンを押すと「4つの候補地」が表示されます。
なお、4つの候補地は検索毎に入れ替わるので、何回か検索し、自分が望ましいと思う候補が揃うまで続け、そして「申し込み」を進めます。
僕の「どこかにマイル」での手配方法
今回の僕のメインの行先が香川県と徳島県の合計５か所のお寺です。
なので、レンタカーでの移動が短くなるよう「香川（高松）、徳島、高知、岡山」の４つを狙いました。
自分の好きな候補が出なければ何度も「検索」をやり直すのですが、再検索は１日上限が100回ぐらいのよう？なので、出なければ翌日に持ち越しです。
前回は４日目、計300回以上の検索をして「まあまあ理想」の４つが揃いました。
今回はなぜかたった10回程度の検索で「どんピシャ」なるこんな感じで理想が揃ったのです。
ということで早速申し込みをして待つことにします。
「申し込みから３日以内に決定します」とJALから通知メールが来ましたが、実際は翌日にこんな確定メールが来ました。
本文には行先はないので、さっそくサイトにログインしてどこが確定したかを確認します。
そんな時は妙に心がウキウキします。
どこかにマイルで行先確定
ということでサイトにログインすると、今回の行先は・・・「高知」に確定です。
でも地図上でみると４つの候補のなかで「最も遠い！」という気がします。
なんと前回と同じく「希望のなかで最も条件が悪いもの」が当たってしまいました。
ちなみに前回は「高松、徳島、高知、広島」という揃い方（四国４つが出ない）だったので、それでも理想の四国は75%の確率、はずれの広島が25%の確率だから大丈夫だろうと思ったら、みごと広島。約90分のドライブで松山に入った次第です。
【リタイアと相性抜群】JAL国内往復7000マイル手配～僕の四国88か所巡業旅
今回は高知から高松空港まで130キロ、２時間前後の所要時間となりそうです。
まあそれもありで、最終日は高知滞在にして「ひろめ市場」でカツオとビール三昧にすることにします。
どこかにマイルで理想の候補地を出す方法
なお、このどこでもマイルで理想の候補地をより高確率で出すポイントとなるのは「日時の設定」にあります。
最終的にJAL側が４つから行先を選択するものですが、それはつまり、より空席が多い路線を埋める意図でアルゴリズムが組まれているものと推測されます。
JAL側としても空席の多いフライトの空席率を下げる需給バランスのためです。
なので本命の行先（僕の場合は高松と徳島がベスト）の一般検索をしたときに、空き座席の多そうな便が集結する日時（行き帰りの日程と時間帯）を選ぶと、検索結果として出現頻度が高くなります。実際、多く出現しました。
そうすると４つの理想が揃いやすくなります。
なお、他にも頻繁に出たのは、今回、福岡、札幌、青森・・などでした。
きとんと理想が揃えば、利用者としてもマイルは少なく手配できるし、飛行機もより空いているというダブルに美味しいWIN-WINの経済原理です。
今回、高知から高松方面への高速道路代やガス代が必要ですが、通常の特典マイルで往復14000マイルで手配するより１万円の実質価値が安いわけで、まあその程度は吸収できます。
それにうわーっとレンタカーで走ってあちこち行くのもワクワクするので良しとします。
そもそも、巡礼といってもお経も読めない僕が出かけるのは、自分のためではない経緯があります。
リタイア後の３つの重大プロジェクトの１つで、去年、終わらせることができなかったものです。
リタイア後のやることリスト；四国８８か所巡業旅行の本当の目的
終わりに
こうしてホテル代（１泊7000円程度で朝食付き）、レンタカー代１万円以内で、合計も４〜5万円といったところです。
マイルやポイントを使っているので実質キャッシュアウトは３万円程度ですし、給与収入が無い分、やはりリタイア時間を有効活用してのローコスト旅は必須です。
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