老齢の母親が「ペットを飼いたい」という気持ちがあるのを叶える方法を探ってみた

2023-04-24

家族 日常の雑記

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僕には老齢の母親がいます。

そんな母親は日々の生活で寂しいこともあるのか、ときどき「ネコちゃんでも飼えればいいのに」と言います。

もちろんそれは願望で、現実には「自分が先に行ってしまうし可哀そうだ」と諦めています。

ペットを飼育するには、飼育管理する能力も、生涯面倒をみる責任も必要です。それゆえ現実は難しいと諦めていました。

ただ、飼えるとしたら人生でこれが最後かもしれないとなると、どうにかその思いを叶えたいと先日から解決方法を探っていました。

その結果、もしかしたら、「ペットの預かりボランティア」などで、一時的に預かることが可能かもしれないと分かってきました。

今回は、老人がペットを飼うことについて、感じたことを書きたいと思います。

ペットとしては犬か猫か

もし飼うとしたら、イヌかネコかを考えました。

イヌに比べればネコを飼育するのは、お散歩といった面で体力的な負荷は少ないと思います。特に老齢の母親にとっては毎日の散歩は大変かもしれません。

また、居住環境から、鳴き声などの近所迷惑となりうることを考えても、ネコのほうが問題は少ないと感じています。

もちろんイヌの種類でも、これに該当することがあるかもしれません。

ただ、これまで母親はネコを飼ってきたことが多いという点も踏まえて、候補としてはネコになるのかなと思いました。

ネコちゃんの里親探しのサイトの状況

まず思いついたのがネコちゃんの里親を探す方法です。

いろいろなサイトがありますが、問題は、こちらが老人ともなると、里親としての譲渡の条件から外れることがほとんどです。

里親として求められる資格はいろいろあって、ペット飼育可能な居住地であること、室内飼育をすること、経済的に面倒をみること・・。もちろんこれは当然ですが、他には独身や同棲者、子供が小さいとNGといった厳しいところもあります。

本人が高齢である場合は、後見人が必須ということで、保証人も求められたりします。

僕が後見人になるにも、いまの生活状況(旅行などで不在となることも多い)では難しく、責任持って預かることは困難です。

飼えなくなった場合を踏まえて、一定額を積み立てる等のシステムを取っているところもあります。

ですが、実際にどのような環境で預かって育てられるのかもわからず不安も残ります。

里親として譲り受けるのは何かと困難だと思いました。

ペット預かりボランティア

そうしたなかで、保護猫を預かっている団体が「1か月」や「1年」などの単位で、自宅でペットとして預かるボランティアを募集しているところがあります。

これまで「母親が飼う」という前提でしたが、こうした「預かる」ということであれば、かなりこちら側のハードルも下がります。

しかも、そうしたネコちゃんたちは、保護された状態で、もしかしたら殺処分の対象ともなってしまう可能性もあるとのことです。

預かることでそうした不幸な結末を回避できるのなら、それは素晴らしいことです。

ということで、今は幾つかを調べています。

ただ、そうしたボランティアであっても、応募できる条件もいろいろあります。

また当方が飼いたいネコちゃんを選ぶのではないという点も、不安がでてきそうです。

今後の方向性

こうした状況で、まずは預かりボランティアというのを前提に、幾つかあたってみようと思いました。

ボランティアとして一時的に面倒をみるのであれば、心理的にも物理的にもこちらのハードルは下がります。

もちろん高齢で急に面倒を見ることが難しくなるという可能性はありますが、高齢ゆえ、自宅にいる時間も長く、ペットを身近に、しっかり面倒をみて可愛いがることもできる気もします。

預かると、日々、ペットの様子をメールやLINEで送るなどもコミュニケーションになり、時間のある老人には、痴ほう対策としても有効です。

寂しくて時間も持て余している老人が、こうした保護イヌ・ネコを面倒みるという点では、本当の意味で人とペットがお互いを助け合って、良いのになって思う次第です。

もちろん、「高齢であるから何があるかわからないので、ペットを預かるのは無責任だ」という意見もあるかもしれません。

これから面会などをして情報を集めてみようと思っています。




自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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