経済的自由を達成したのは40代後半でした。
早期リタイアをすれば、旅行をしたり、自然に触れたり、東南アジアにプチ移住したりと、自由な生活ができることは想像していました。
それでも仕事を辞めませんでした。
サラリーマンを辞めたらもう戻らないと決めていたので、「後悔のないところまで仕事をやり切りたい」という気持ちが勝ったからです。
リタイアをしようと決めた時
ところが、それから7年ほど経ったとき、3つの条件が重なりました。そのとき私は、驚くほどあっさり「リタイアしよう」と決心しました。
その3つとは、
①子供が社会人になった
→ようやく「家庭の義務を果たした」と感じた
②仕事での限界やマンネリ
→仕事ではもはや成長も変化もないマンネリを感じ、もはや限界までやり切ったと思えたことでけじめをつけようと思えた
③異動(日本帰国)
→生活環境や仕事の立場が変化するタイミングだった
です。
それぞれの項目について補足します。
家庭の義務
やはり家庭の義務を果たし終えたことは大きかったと思います。
子供が成長してから離婚をしたのですが、離婚後も当然、養育費の送金や子供の相談に乗るなど、経済的にも精神的にもサポートは続けていました。
下の子供が大学を卒業し、リモート卒業式に参加したとき、社会へ旅立つ子供の姿を見て、「やっと自分の家庭の義務を終えた」と感じました。嬉しい一方で、どこか寂しい気持ちもありました。
そして、「だったら自分も好きな道に進もう」と思ったのです。
仕事のけじめ
経済的自由となっても仕事を続けた理由は、一度辞めたら戻れない片道切符だと決めていたからです。
それゆえ「後悔がないところまでやり切ろう」と考えました。
結果として、FIを達成してからさらに7年ほど仕事を続けました。その間に携わっていた長期プロジェクトもかなり進み、自分としては「ここまでやれば十分だ」と思えるところまで来ました。
同時に、この先も同じ延長線上で仕事を続けるより、そろそろ次へ進む時期ではないかという気持ちも強くなっていました。
異動による生活変化
また、ちょうど2022年3月に帰国する異動内示を受けました。
そのときに「いまこそリタイアのタイミングだ」と心のなかで即決しました。
こうした即決は、自分が独身で身軽であることも大きかったと思います。
終わりに
振り返ると、FIREを決意できたのは、①家庭の義務、②仕事のけじめ、③帰国異動という3つの条件が、ちょうど同じタイミングで重なったからだと思います。
40代後半にFIを達成してから7年。それでも辞めなかった僕が、最後は驚くほどあっさり決断できました。自分の中で「ここまでやれば後悔しない」と思えるところまで来ていたのでしょう。
もちろん感覚だけで決めたわけではありません。リタイアによって何を得て、何を失うのかも比較しました。
アーリーリタイアの決断の決め手となったゲインとロス分析について(50代半ば)
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