一流スポーツ選手の引退会見からわかるサラリーマンのリタイア美学

2022-11-26

仕事

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サッカー元日本代表の中村俊輔選手が引退をしました。

スコットランドやイタリアなど海外リーグでもプレーをしてきた日本を代表する選手です。

今シーズンは足首の不調もあり26年間の現役生活にピリオドを打ち、44歳で引退しました。

引退会見では「やり尽くせたという気持ちで、すがすがしく終われた」と言い切った中村選手の潔さに賞賛の気持ちで一杯となりました。

サラリーマンとしても学ぶことが多いと思えた会見です。

サッカー選手は「定年」がありません。完全に実力主義で、結果を残せなければ選手生命は終わりです。

選手として活躍できる期間も、サラリーマンほど長くはありません。

それゆえ自ら退くタイミングがいつかを常に意識しながら現役時代を全力で駆け抜けます。

そこに、選手哲学や引退の美学があります。

今回、ストイックな選手の代表として中村選手とイチロー選手の引退を掘り下げました。

中村俊輔選手(サッカー)の美学

中村選手の引退記者会見から感じた美学は「最後を決めて生きる」ということです。

中村選手は「30代の後半からは悔いのないように単年契約でやってきたが、今シーズンは足首の状態がよくなかったので引退する」と記者会見で語っていました。

30代後半から引退する覚悟を常に感じながら過ごし、単年契約という形で自分を逆境に追い込み、体力や気力の限界に挑戦しました。

サラリーマンは、残念ながら自分の仕事や異動先を自分で決めることができないケースがほとんどです。

ですが、よほど成果主義で雇用リスクの大きい企業を除けば、漫然と仕事をしても定年までやり過ごせる企業がまだまだあります。

そんな流されやすい状況にいるサラリーマンにとって「終わり」を意識し緊迫感を持って「今」を全力で仕事することは難しいものです。

それゆえアーリーリタイアを志すことは、最後を意識することであり、今をよりよく生きることにつながる素晴らしいことだと思います。

そんなことを、中村選手のインタービューから改めて感じました。

イチロー選手(野球)の美学

野球界で偉大な記録を出し続けたイチロー選手。「50歳まで現役」と公言し「年齢」という壁に挑み続けていました。

イチロー選手の生き方から学べるのは、ストイックなまでに自分と向きい、他人と比較しないことです。

イチロー選手は2019年、45歳で引退しました。

その記者会見で、引退で後悔や思い残しが無いかと質問されたところ、「結果を残すために自分なりに重ねてきたことはありますが『人よりも頑張ってきた』とは言えません。『自分なりに頑張ってきた』とはハッキリ言えます」と発言されています。

イチロー選手が立ち向かったのは「自分自身との戦い」です。

他人と比べず、自分の年齢や限界に挑み、そして記録というものがそこについてきた。

「自分の残した記録はいずれ次なる世代が抜いていく」とも述べていてストイックで達観した生き方だなと思いました。

サラリーマンの世界はどうでしょう?

日々、些細なことでも自分と他人を比較します。

自分はxxよりも頑張ったのに。自分の方がxxよりも大きな成果を出したのに。なのにxxのほうが高く評価されている。早く出世した。給与が高い・・・。

他人と比較している限り、そして自分が他人より優っていると感じ続けないない限り、人生のどこかで不平や不満、コンプレックスが生まれます。

そこには「自分はどうしたいか」「自分は何を達成したいのか」という「自分」がいません。

他者評価や会社の内部の指標に踊らされ、自分自身の軸をもっていない生き方です。

私も30代後半までは、同期に出世競争で負けたり、自分が思うように評価を受けないことでどん底な気持ちになったりし、何日も塞ぎこんだことがありました。

いまから思えば、早い段階でどん底に落ちたからこそ「そもそも自分は仕事を通じて何をしたいのか?」と目的やゴールを考えるきっかけになり、自分を主語にして仕事と向き合うことができたと思えます。

失敗のなかにいると人生真っ暗ですが、振り返れば、そんな失敗があるからこそ新しく素晴らしい世界につながる扉が開くのです。

勇気を持てとは言いませんが、人生はそのようなものだと腹を括っててみてください。

すると扉が簡単に開くかもしれません!

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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。

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