FIREに関する批判の1つに「1億円じゃFIREできない」という主張があります。
この言葉を目にするたびにいつも同じ違和感を覚えます。
それは本当に“金額の問題”なのかという点です。
今日はこの「1億円じゃFIREできない」という批判について、FIRE4年目の僕自身の感覚をもとに綴ります。
「1億円じゃ足りない」の正体は支出の暴走
率直に言うと、「1億円じゃFIREできない」と言う人の多くは、1億円が少ないのではなく、身の丈に合わない支出をやめられていないだけと感じます。
・惰性で続けている高コストな生活
・下げられるはずの固定費
・働いていた頃の生活水準を一切落とさない前提。
この状態のまま「1億円じゃFIREできない!」と言われても、それは「FIRE資金の問題ではなく生活設計の失敗では」と思ってしまいます。
FIREできないのは金額ではなく自己規律の問題
FIREとは、「今まで通りの生活を永久に維持する権利」ではありません。
自分で選んだ生活水準を自分で引き受ける生き方です。
なので、支出を抑える努力をせず、生活を見直す覚悟もなく、それでいて完全な安心だけを求める。
その前提に立てば、1億円どころか、2億円でも足りないかもしれません。
でもそれは、お金が足りないのではなく、自分を律することができていないだけです。
よくある不安は「管理」すればいいだけ
よく挙げられる反論も、冷静に見れば対処可能です。
・インフレが不安だから!
→不安なら生活費そのものを下げればいい。FIRE関連のブログで安く食材を買ったり、調理してストックしたり、固定費を節約したり・・の参考になるものが沢山あります。
・医療費高騰が不安だ!
→収入が少ない前提で高額療養費制度を調べたり、特別な治療を望むなら保険に加入したり、ストレスのない健康重視の生活習慣をFIRE後に送るなど、検討対策すれば良い。
・相場崩れが怖い!
→リスク資産と生活資金を分けるとか、債券などの安全な商品に投資すれば良い。
つまり、「考えたくない不安を放置する」という生き方をする限り1億でも2億でもFIREは不安で実行できないと思っています。
働き続ける人生も正解、でも話は別
もちろん、働き続ける人生を選ぶのは正解です。
FIREせずに生きていくほうが合理的で幸せだと感じる人も大勢います。
ただ、コストを抑え、生活を再設計し、リスク管理する覚悟がある人に向かって「1億円じゃ無理」と断じるのは、自分の不安と生活水準を他人に押し付けているのか、あるいは単なる嫉妬にしか見えません。
終わりに
以上、「1億円じゃFIREできない」という批判が世の中にはありますが、これは一見すると現実的な忠告のようで、実際は、その人自身の生活と不安を映した鏡だと思います。
FIREは支出、規律、生活設計、不確実性への向き合い方の問題であり、セミリタイアで収入を得るなど工夫の余地もあります。
1億円FIREが無理・・と批判する人は「1億円でFIREできない生き方を選び続けているだけ」と思っています。
ランキングも参加してます。参考になる部分がありましたら、ぜひポチっとしていただけると励みになります。

