アーリーリタイアをしてから年々強くなっている感覚があります。
それは「自由な時間は思う以上に速く減る」という実感です。
リタイア後に時間は増えましたが、同時に「この時間を雑に扱えば、あっという間に時間が過ぎる」という怖さも感じます。
今日は、そんな前提に立ったうえで、今年の抱負について綴ります。
FIRE4年目までに見えたこと
年末にも整理しましたが、僕のFIRE生活は次の流れでした。
1年目は解放。
2年目は遊びすぎた反動からの復活。
3年目はマンネリ。
そして4年目は刺激。
とくに3年目のマンネリ期に「時間が早く進む」という感覚になりました。
日々、時間を持て余すほど暇ではないのに、同じルーティンをこなしている感で、時間があっという間に過ぎるのです。
それは、刺激が少なく日常のルーティンが退屈になって、時間が早送りされる感覚です。
なので、4年目は刺激を求めたわけですが、やはり人生後半、「時間は放っておくと、どんどん進む資源」と痛感し、今年も「刺激」を大事にしていきます。
ただし2025年とは刺激の意味が違います。
今年の刺激は「増やす」ためではない
結論から言うと、2026年は「刺激x変化」というのが抱負です。
「変化」としたのは、次の3月末でFIRE4年間(2022年4月1日~の4年)を終えるので、大学4年生での卒業という節目と同等に扱いたいと思っています。
ただ、大学時代に比べてFIRE4年間は密度(成長や発見)は不十分でした。
次の4月からの4年間は、最後のアーリーリタイア期(65歳定年までの自由時間を活かせる期間)であり、その賞味期限を「今しかできないこと」にもっと費やしたいからです。
そのために、刺激を増やすもしながら、習慣を減らすことも必要です。
そんな見直し(断捨離)をもって「変化」としています。
抱負① 体験を最優先し、記録は従にする
まず、3年前に始めた「毎日ブログを綴る」という習慣を見直します。
これまでは、考えを言語化し、体系化し、自分の軸を作ることが目的でした。
その役割は、十分果たしたと感じています。
今年は、書くことを主役にしません。考えを深める前にまず動く。仮説を立てるより、身体で確かめる。記録やアウトプットは残しますが、それは結果として残ればいい。
そんな形で、今年は「できることを、実際にやり切る年」にしたいと思っています。
抱負② 旅は“テーマ×深さ”で選ぶ
旅は、引き続き時間を使う大きな軸です。
ただし、行ったことのない場所を増やす旅というより、体力や気力が前提になること、長期でなければ成立しないこと、自分の知らない面を知ることに費やしたいと思っています。
もちろん、ホテル滞在を楽しんだり、温泉や食を楽しむことも「味わい」として経験したいと思っています。
滞在を長くし、生活に近いレベルまで潜りこむとか、「住むように旅をする」ことで時間密度が変わればいいなと思っています。
ただし、家族(老齢の母親)も気になるので、どの程度の自由度でできるのかは慎重にならないといけません。その制約があるからこそ、選ぶ旅はより研ぎ澄まされるとも思っています。
抱負③ 最適化の先にある“広がり”を試す
お金や人間関係は、これまで自分なりに最適化してきました。
資産運用は、時間をかけなくても回る構成にしています。そして、お金は、金融リターンよりも、より「経験や知見を生むため」に使いたいと思います。
自由投資予算は引き続き活用し、経済的な回収を前提にしない経験にも投じます。そこには、小さな事業や実験的な取り組みも含まれます。
また、「社会貢献」という不特定多数への奉仕を大きく掲げるつもりはありません。それは今時点の僕の関心事ではないからです。
その代わり、友人や知人その周辺領域に価値が波及するような、「自分の半径を少しずつ広げて深める」に時間と資源を使います。
健康についても、見過ごさずに手を入れます。時間を使い切るには、身体が土台だからです。
終わりに
今年の抱負は、成果を出すことでも、何かを完成させることでもありません。
「時間を裏切らない使い方をする」ことです。
時間は、油断すると一気に距離を詰めてきて、気づいたときには置いてきぼりにされます。
だからこそ、誠実に、正面から向き合う必要があるので、何を取って何を捨てるか、そこに「変化」をつけて「刺激」の質を変えたいというのが今年の抱負というか方向感です。
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