海外プチ移住の情熱が30%減った理由~ランチ食卓から

2026-02-03

アーリーリタイア生活

t f B! P L

4年前(2022年3末)のアーリーリタイア時点、僕は「いずれ海外プチ移住・・」と考えていました。

当時、コロナ禍の閉塞感から日常が戻りつつあった時期でしたし、移住というのは自由の象徴です。サラリーマン時代にはできない希少価値ある経験として希望を持っていました。

リタイア生活は4年目を終えるいま、日々「食」と向き合う中でその気持ちも変化しています。

プチ移住への情熱はリタイア当時を「100」としたら今は「70」程度です。

今日は、そんな僕の心境の変化をもたらす「食」について、先日のランチ食卓から綴ります。

贅の極み、4,000円の至福

自宅でのランチは、ときどき、「リタイアしたからこその時間と手間をかけたセルフコース」にします。

例えば先日、まずは前菜。北海道産の大粒な生ホタテを高知の銘酒「酔鯨」で贅沢に酒蒸しにしました。立ち上がる湯気とともにキレのある日本酒が磯の香りを引き立て、プリッとした食感の後に濃厚な甘みが広がりました。

野菜は旬を狙い、菜の花とキャベツ等は良質なエキストラバージンオリーブオイルでさっと炒めほろ苦さと甘みを引き出しました。じゃがいもはチーズと小麦粉を合わせフライパンでガレットに。外側はカリカリで中はホクホクです。

メインは、スーパーで3割引きで買った宮崎牛の5等級。肉厚な塊にガーリックを利かせた高温のオイルで焼き色をつけ、中は肉汁を閉じ込めミディアムレアに仕上げます。

これに合わせるのは、日本の醸造技術が磨き上げた「キレっキレ」のビール。そして、高知旅行の収穫である「酔鯨」。

仕上げのデザートは、スポンジにフローズンベリーを散らし、ホイップクリームをたっぷりと。高カロリーな背徳感も自分好みにカスタマイズした「オリジナル感」で楽しみます。

これだけの贅を尽くして食材費はわずか4,000円(2,000円/人)。これが今の日本の日常です。

「プチ移住願望」が遠のいた経済的リアリティ

このランチを作りながら感じたのは、「これを海外で再現すると、輸送コストとインフレで10倍の費用でも同じ鮮度には辿り着けない」です。

そして何よりリタイア生活で何より優先すべきは「健康」です。

産地が明記され、添加物への配慮も行き届き、それでいて驚くほど安価で美味しい。この日本の食インフラの安全性も健康には欠かせない良さです。

こうした日本の良さを最も感じる日々の「食・文化」を「プチ移住」によって手放すのはあまりに損失が大きいと感じます。円安と海外物価高でなおさらです。

そんな実利的な感覚から僕の移住願望が「30%」分ほどいまは減ってしまいました。

終わりに

FIREして手に入れた本当の財産とは何か?と時々考えます。

リタイアすると健康と時間の財産価値が高まります。

健康でいながらより良い時間を過ごす。そのために海外プチ移住は諦めるということではなく、日本の良さをベースにしながらいかに「いいとこ取り」をするかという新しい実現方法を考えています。

リタイア時点とは違う方向に転換していくのは、こうした小さな出来事の積み重ねであり、やはり日々を大事に過ごすことから新しいものは生まれる気はします。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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