FIRE民の12月・・ボーナスを貰う会社員が羨ましい?

2025-12-10

アーリーリタイア生活

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12月といえば、多くの会社員にとってボーナスの季節です。

それゆえ、「ボーナスの無いFIRE民はサラリーマンが羨ましいのでは?」と思われるかもしれませんが、僕にはその感覚がありません。

それどころか、ボーナス商戦で賑やかな街のなかではむしろ、「サラリーマンは大変だ。僕は自由でいられて良かった。」と実感することが多々生じます。

今日は、FIRE4年目の僕が12月という時期に感じることについて綴ります。

ボーナスへの特別な感情が薄かった会社員時代

会社員だった頃、ボーナスはもちろんありがたかったものの、“ご褒美”として楽しむ感覚はありませんでした。

大きな買い物もしない、贅沢をして盛り上がるわけでもない。ただ淡々と投資に回すだけで、僕にとっては「少し多めの給与」という位置づけでした。

そのため、世間が言うような「ボーナス月の高揚感」とは縁がなかったのです。

思い出すのは“忘年会シーズンの消耗”

とはいえ、12月は、FIRE後の今でも特別な感情を呼び起こします。

この時期、都内の繁華街には忘年会帰りのサラリーマンが溢れています。

居酒屋の前で帰れず立ち尽くす人、酔いながらも職場の同僚に気を遣う人・・その光景を見ると、かつての自分を思い出します。

僕にとって12月は、次のような“しがらみ”で消耗する時期でした。

  • 組織内の空気で参加が半ば強制されること

  • 本音より関係性を優先して場に合わせる疲れ

  • 断りにくい同調圧力

  • 必要性の薄い出費

  • 気遣いと場の盛り上げに使う精神力

これらが積み重なり、12月が妙に重く感じられていたのです。

だからこそ、FIRE後のいまは「サラリーマンのボーナスが羨ましい」よりも「忘年会に出なくていい自由が本当にありがたい」という思いが圧倒的に強いのです。

終わりに

リタイア生活で送る「12月」は、ボーナスが羨ましいというより、サラリーマンの頃には無かった「行きたくない場に行かなくていい」という選択権を今の自分が持っていることが、何より嬉しいと実感します。

忘年会そのものを否定するつもりはありませんし、楽しめる人にとっては良いイベントです。僕自身も、公式行事としての忘年会が嫌なだけで、有志でやる忘年会は好きでした

ただ、12月の寒空の中「行く・行かないを自分で選べない」というサラリーマン時代の構造そのものが、重い~というストレスの源でした。

今はそのしがらみから完全に自由で、街中で忘年会帰りのサラリーマンを見かけるたびに、

「ああ、あの空気から解放されているんだ」と静かに嬉しくなる・・それが、FIRE後の僕が12月に感じる素直な気持ちです。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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