『孤独好きだからFIREに向いている』という誤解

2025-11-12

経済的自由・FIRE

t f B! P L

FIREという生き方を語るとき、「孤独が好きな人じゃないと無理だ」と言われることがあります。

確かに、FIRE後は仕事を通じた人付き合いが減り、ひとり時間が増えます。

ですが、ひとり時間(≒孤独)を好むからFIREが向いていて、ひとり時間が嫌な人がFIRE卒業する、という単純な図式は少し違う気がします。

今日は『孤独好きだからFIREに向いている』は半分正解で、半分は誤解だと思う理由を綴ります。

「人付き合いが苦手=FIREがいい」タイプ

社会や組織での人間関係が苦手な人にとって、FIREは魅力的な選択肢です。

上司や同僚との摩擦、飲み会や社内のしがらみにストレスを感じる人は、経済的独立によって「強制的な人間関係」から解放されます。

こうしたFIREは「逃避」ではなく、「自分らしく生きるための構造的リセット」です。

他者と関わることに疲れるより、自分のペースで行動し、必要な関係を自分で選ぶ・・。これは孤独耐性ではなく、自律性の表れだと思います。

「人と関わるのが好きでもFIREを選ぶ」タイプ

一方で、人との関わりを楽しむ人もFIREを選ぶことがあります。

FIREを「人間関係を断つことではなく、関わる相手や時間を自由に選べること」だと理解しているケースです。

無意味な会議や形式的な付き合いは減り、自分が関わりたい人にだけ時間とエネルギーを注げます。

僕自身もこのタイプで、仕事の無意味な人間関係より、大切な人たちとの関係を育てることに使う方が何百倍も良いと感じていました。

FIRE後、会社で費やしていた無意味な時間は、「ひとり時間を楽しむこと」と「大切な人間関係を育てること」に使うようになりました。

なのでFIREは「人との関わりの質を変える手段」と感じています。

孤独を選べることがFIREの本質

ところで孤独とは人との関わりが少ないことではなく「つながりを感じられない状態」のことです。

例えば、人との関わりがあってもそこで「自分が必要とされていない」、「存在価値がない」と感じるとき、人は孤独を意識します。

そんな孤独感は、自律性と自己承認に左右されます。

自律性とは「他人がどう考えるかに依存するのではなく自分の納得感を大切にすること」で、自己承認は「ありのままの自分を認められること」です。

終わりに

以上の通り、FIREに向かないのは、「他人の承認に依存する」、「FIREという特殊な生き方に自己肯定できない」といった人で、彼らはFIREをしても孤立感、存在価値のなさ、社会との繋がりの無さといった、総じて「孤独」という耐性をもたず、FIRE卒業していきます。

だからといって、FIRE卒業をせずに残っている人が「孤独耐性があるから」と括ることは正しくありません。

FIREに向いているのは、人づきあいが苦手で「孤独好き」というタイプに限らず、人づきあいが好きでもFIREに向いているケースがあります。

それは、孤独(ひとり時間)も、人といる時間も大切にし、その両方を行き来しながらFIRE生活を送るタイプです。

FIREは、人付き合いが苦手な人には無理に社交的になる必要を与えず、人との関わりを楽しむ人にはその関係を手放す必要もない、自由な生き方だと思います。

『孤独好きだからFIREに向いている』は半分正解で、半分は誤解・・そんな理解が適切だと考えています。


ランキングも参加してます。参考や気づきになりましたらポチっとお願いします。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ



自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
PVアクセスランキング にほんブログ村

このブログを検索

QooQ