4年間のFIRE生活での資産推移の全体感を総括しました。
FIRE達成者の多くが「FIRE後は資産が減るどころか増える」と言うなかで、こうしてみると僕も例外ではありません。
今日は、2026年2月末(FIRE45か月目)時点での総括として、資産推移とその考察をしたいと思います。
金融資産の推移と構成
まず、4年前のリタイア時点から現在までの金融資産の推移と構成です。
金融資産の推移
リタイア時点(100%)に対し現時点では111.8%と、4年間、ほぼ横ばいでした。
構成としては、リタイア時点は現預金比率が高く(青)をそれを徐々にリスク資産(赤;株・信託等)に替えていきました。
今から思えば、リタイアした2022年4月から思い切って現預金(青)をリスク資産(株式等)に投資していれば、今頃はもっと資産が増えていたはずです。
とはいえ、リタイア後は慎重に生活変化(生活費の支出状況)をみながら、少しずつ現預金を安全性の高い投資に費やしていたので、結果的に、支出を穴埋めするぐらいの利回りを目指していたような状況でした。
恐らく大半のFIRE投資家は株式比率などが高くもっと資産を増やしていると思います。一方、僕の場合は防衛中心の資産運用なので、毎月の赤字額を補うだけの少し高い利回り(平均3%弱)の社債などに投資を増やしていました。
その結果、資産がずっと横ばいになるというのが、僕のケースでの実態です。
金融資産の構成
そして、FIREから4年経過した現時点、資産構成は以下の通り、バランスが取れていると感じます。
・通貨別では、円:外貨=50:50、外貨のうち先進国通貨:興新国通貨=3:2
・資産別では、低リスク(青):中リスク(橙):高リスク(赤)=3:3:4。
純資産の推移と構成
次に、純資産の推移です。
純資産は、金融資産+不動産(評価額から住宅ローンの借入金を差し引く)の総額で、これが意味するのは「現時点で資産を処分したときの実力値」です。
前述の金融資産(現預金や社債、保険、投資信託、株式等の総額)も含んだ「本当の資産実力値」です。
純資産の推移
純資産は、リタイア時点(100%)に対し現時点で 136.5%です。
金融資産(リタイア比で111.8%)より成長が大きい理由は、東京の不動産価格の高騰、住宅ローン返済による負債減少によるものです。
ただし、東京の不動産も高止まりとなり、また今の金利上昇の局面では、今後、難しい展開となるかもしれません。
純資産の構成
構成としては、「金融資産:国内不動産=6:4」となっています。
海外不動産(REIT的なものあり長期保有は考えていない)は金融資産側に入れているので、それを不動産と見立てると、金融資産:不動産=4:6、と、不動産が大半となります。
終わりに
FIREから4年が経過し、資産運用は防衛的にリバランスし、落ち着くところ落ち着きました。
その間、毎月の赤字額を埋めるように現預金を安全性の高い資産に投資していったため、結果的に、金融資産は横ばいでした。また、純資産は都内の不動産の評価額アップにより(また住宅ローン返済により)大きく成長しました。
また、お金との向き合い方も変わっています。
現役時代は資産を増やすことが目的だったのが、今は資産の最適化が目的です。最適化とは、「投資や運用で増やしながらも、使うところでしっかり使う」というメリハリです。
もしFIREをせずにサラリーマンのままだったら、こうしたお金の向き合い方もできずに貯めるだけの人生を今も送っていると思います。
お金は意味あることに使って初めて、その価値を生む。そういった大事な気づきを得たのも、やはりFIREのおかげです。
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