FIRE後の生活で、僕は「旅行」を楽しみの中心に置いています
ですが近年、その楽しみ方が以前より難しくなっていると感じます。
理由は、観光地で進むオーバーツーリズムです。
特に中国からの観光客の急増は、国内の観光事情を大きく変えつつあり、結果として僕のFIRE生活にも影響を与えています。
もっとも、僕は「中国人が来るな」と言いたいわけではありません。むしろ、中国の政治体制のなかで空気を読みながら生きざるを得ない状況でも、あえて日本に来る人は、日本文化への関心やリスペクトを持っていると思います。
とはいえ、今のオーバーツーリズムは趣味の質に影響することは無視できません。
今日はこのテーマについて綴ります。
オーバーツーリズムがFIREの趣味を揺らす
僕にとって、FIRE後の自由時間を「旅」に充てることは大きな楽しみです。
なにしろFIREの価値は、時間の自由度が高いことで、平日、「ゆっくり」、「深く」、「お手頃価格」で旅を楽しめます。
ところがオーバーツーリズムで、観光地は大混雑し、ゆっくり観光する余裕も、静けさも奪われ、移動も大変になります。ホテルの値段だって跳ね上がっています。
FIRE生活のメリットも、オーバーツーリズムによってその「質」が削がれています。
3か月先の温泉地が予約一杯…
先日、JALのセールで羽田から某温泉地のある都市へのフライトを予約しました。
まだ3か月先、2月中旬なので余裕だろうと旅館を探すと、驚くほど埋まっていました。
高評価の宿はどこも、「一番安いが狭い部屋」か「最も高いスイート」だけが空いており、僕が泊まりたい中価格帯の部屋は全滅でした。
カレンダー表示に切り替えて理由を考えると、すぐ合点がいきました。中国の旧正月(2026年2月15日~2月22日)と重なっていたのです。
団体旅行が一気に押し寄せる週だったのでしょう。
ただ一方で、昨今の日中関係の悪化により、中国政府が日本への渡航を控えるよう呼びかけています。
なので、国営航空会社や大手旅行代理店は影響を避けられず、向こう数週間で予約状況が変わる可能性もあります。
ということで、僕はバックアップを確保しつつ、少し様子を見ることにしました。
せっかくのお祝いを兼ねた楽しみの旅行が成立しないと、本当、がっかりです。
以下の2月15日~23日辺りが今後「空き」となるか否か、中国情勢に左右されます。
僕が歓迎したい「来訪者のタイプ」
繰り返しますが、僕は中国人を拒むつもりはありません。
むしろ、中国では日本旅行が「非国民」と批判されることさえあると聞きます。
そのなかで、政治状況に左右されず、自分の価値観で日本文化を選ぶ旅行者は、僕にとって歓迎したい存在です。
つまり僕が問題視しているのは、「誰が来るか」ではなく、「どういう姿勢で来るか」です。
国籍よりも行動の「質」が観光地を左右する
本当に困るのは、観光地の文化や他者に対しての無頓着な行いです。
奈良の鹿を蹴る、神社を破壊する、文化財に落書きする、電車で迷惑行為をして再生数を稼ぐYouTuber・・こうした行動を取る人は、本当に来て欲しくありません。
逆に、日本文化を尊重し、地域のルールを理解して旅を楽しむ旅行者なら、どこの国の人であっても大歓迎です。
終わりに
FIRE後の僕の趣味(旅行)は、オーバーツーリズムの影響を受けています。
タイトルにある「中国人の影響」とは、特定の国を批判する意図はなく、観光構造の変化が僕の趣味の質に影響しているという事実を示したものです。
中国の影響は無視できないほど大きいのは事実ですし、楽しみにしている宿が取れるか、中国情勢に注意していきます。
なお、観光業を営むホテルなど、中国向けに偏ったビジネスをするのはカントリーリスクの影響を受けます。収益分散は必須です。
同様に、僕も、中国人に人気の目的地などを把握し、中国の休暇時にはそうした人気訪問地をあえて避けるなど、分散する計画が必要だと反省しています。
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