アーリーリタイア生活も4年目を迎え、あらためて「お金」の意味が現役時代とは変わってきたと実感しています。
現役時代は「お金=生存」であり「お金を増やす=自由を得る」でした。
FIRE後はそれが「お金=人生の安心と充実を支える源」としての役割がより強くなりました。
もちろん、お金だけでは安心も充実も生まれません。「健康」と「時間」が伴って初めてお金は力を発揮します。
今日は、こうしたリタイア後の「お金の意味」を改めて記事として綴ります。
資産最大化から資産最適化へ
リタイア前、僕にとっての目標は「資産の最大化」でした。
資産を増やすこと自体が老後の不安をなくし、また、自由を確保する唯一の手段だと信じていたからです。
ところが実際にリタイア生活を始めると、資産を無限に増やす必要はないと気づきます。
せっかく資産を作って老後不安をなくし、FIREで「自分の時間」を得たのに、その時間を再び「お金稼ぎ」に使うのは本末転倒だからです。
こうして今は「資産の最適化」という考え方に落ち着いています。
最適化とは、「増やしながら使う」を効率よく実現することで、
・自分のリスク許容範囲で「手間なく効率的に資産所得を増やす」一方で、
・資産所得で得た分は人生を豊かにすることへ積極的に投じる、
ということです。
その結果、「お金」も「時間」も最大に活用できることにつながります。
健康と時間とのシナジー
また、僕にとってお金は単独で意味を持たないと思っています。
健康を損なえばお金の使い道が減り、時間を失えばお金を使って得られる体験も減ってしまいます。
逆に、健康と時間に恵まれていたうえでお金があれば、それは「選択肢を広げる力」として機能します。
アーリーリタイア生活で僕の中心にある「旅行に行く」、「人との交流を楽しむ(投資する)」、「学びに投資する」など、お金だけでは成立せず、健康や時間との組み合わせで実現できるものごとです。
この観点から、リタイア後のお金の役割は単独ではなく、「健康や時間といった他の資産とお金が合わさって共鳴し、安心と充実を支える」と思っています。
お金を使うことへの納得感
なお、お金の使い道がなくて寝かしているままだと、そのお金は「ただの数字」にすぎない存在となります。
それゆえ大切なのは「納得感のあるお金の使い方」を続けることだと感じています。
納得感とは、「自然体で、自分が満足できるものごとに使う(必ずしも自分に使うだけではない)。」ということと、「もし余れば相続すればよい」という考え方に至っています。
使っても残っても納得がある。それが僕の描くバランスの取れた納得感です。
そんな目標感を持ちながら感じることは、「お金を増やすのも使うのも、人生をよりよく生きるための手段でしか無い」ということです。
Die With Zeroを掲げて無理に使い切る必要もなければ、過度に節約して貯め込む必要もない。自然体で満足すれば良いと感じています。
そんな今の感覚がFIRE後に作られた「自分にとってのお金の価値」になりました。
終わりに
FIRE4年目の今、僕にとってお金は「人生の安心と充実を支える源」と位置付けています。
資産を最大化することに縛られるのではなく、最適化しながら増やし、そして健康と時間とお金のシナジーを生み出しながら三つ揃えで使う。
そうした前提を持つことで、今はお金に執着せず、自然に向き合っています。
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