FIRE後、「人間関係」に求めるものがどう変わったか?

2025-08-06

アーリーリタイア生活

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FIRE生活に入ってから、僕は「いかに濃い日々を送れるか」をテーマにしています。

そんな時間の濃さをどう高めるかを考えると、やはり思い出すのが同じく自由だった大学生活の4年間です。あの頃は、新しい出会いや予測不能な展開、そして心が揺さぶられる体験が多く濃い毎日だったからです。

その要因を分析すると、「①新鮮さ」「②偶然性」「③強烈さ」が生きている実感につながったと思います。

今の僕は当時ほど無鉄砲さはなく、経験値が逆に日々を予測可能なものにしてしまっています。

だからこそ、友人の存在にあらためて可能性を感じるようになっています。

今回は、そんな人との関わり方の変化について綴ります。

安心の場だった現役時代の人間関係

会社員として働いていた頃、僕にとって人とのつながりは「安心」の役割が強かった気がします。

会社の外の友人たちは、会社の利害もなく本音で話せる存在でした。

価値観の違いを受け入れてくれ、時には愚痴を聞いてくれたり励ましてくれたりという「安全地帯」でした。

彼らは、僕が日々の業務に耐えるための「理解者」であり、「現役を続けるための支援者」でもあり、僕も彼らに対して同じように支えになれるよう努めていました。

つまり、内面を守る関係性だったと思います。

リタイア後は内から外へ変化

もちろん今でも、「理解してくれる人」、「深く語り合える人」は大切です。

でもそこにもうひとつ、『広がり』という要素を加えたいと思うようになりました。

大学時代、友人の友人や、旅先で偶然に出会った人と仲良くなり、共に行動をしたり、少し無茶したり、想定外の体験に飛び込んだり・・と経験値も広がっていくようなことが「濃い記憶」として残っているからです。

FIRE後の今は幸運にも穏やかな生活を送り、それはそれで「落ちつく」ものです。

だからこそ、そんな落ち着きの上で、自分とは違う人生を歩んできた人たちと関わることで、自分の価値観も揺さぶられるような刺激を得たり、与えられたりという関係が必要だと思っています。

つまりそれは、お互いの知らない世界を共有し合える「広がりある関係」のことです。

終わりに

現役時代は社会の荒波に揉まれ、ストレスや不安も抱えながらの日々なので、人間関係には「癒し」や「理解」を求めていました。

ですが荒波もストレスもないリタイア後は、人間関係に期待することも少し異なってきます。

濃い日々となるような、未知の扉を開ける広がりを人間関係に求めているからです。

自分自身では広がることができなくても、友人との関係性でお互いの刺激や知見を交換しながら広がるのなら、それは素晴らしい財産だと思います。

こうして、人間関係への投資をしながらリタイア生活が濃くなるのかを実験的に進めていってます。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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