僕は現役からアーリーリタイア生活に至るまで、今の持家での生活に満足しています。ただ、将来の老後期において、居住環境をどうするか、目下検討中です。
高齢者にとっての持家は、居住の安定性があります。賃貸だと高齢者の貸し渋りなどのリスクがあるからです。でも一方で、持家であると、維持管理や居住の大変さなど、リスクが加齢とともに増加します。
今日は、老後の居住環境について考えていることを綴ります。
持家のメリットと安心感
65歳以上の方の約8割が持家に居住しているそうです。
僕も同じく「持家」ですが、その目的は個人資産(純資産)を拡張する投資的な意味合いもあれば、「家賃を払い続ける必要がない」という経済的安心感もあります。
また、マンション生活は僕のライフスタイルにはとても便利に感じますし、住み慣れた環境での心理的な落ち着きも得られています。
他の方は、さらに近隣との関係や地域コミュニティの存在もメリットとして感じていて、「引越したくない」という理由で、持家を処分することを躊躇する方もいるかと思います。
高齢期に表れる持家のデメリット
一方で、持家でのデメリットがあります。
持家が一軒家であれば、年数が経過するごとに管理の手間が避けられないと思います。
庭の手入れなども大変ですし、長い期間を居住すると、外壁・屋根の修繕もあるでしょう。
僕はマンション生活なので、そこまで管理の手間はないとしても、内装や水回りだって修繕することも必要となるはずです。
こうした修繕はもちろん、日常的な掃除も加齢によって大変になってきたり、構造(段差)が生活上のバリアとなることもあり、持家は「住み続ける安心感」がある一方で、老後のリスクになり得ます。
老後に考えられる3つの選択肢
ということで、老後の居住方法として、持家で生活する人は次の選択肢があると考えています。
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今のまま持家に住み続ける
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持家を売却・貸与し、賃貸物件へ移る
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持家を処分して施設(老人ホーム等)に入所する
もちろん、それぞれにメリット・デメリットがあり、健康状態や家族構成、資産状況によって最適解は異なります。
僕の展望(アグレッシブな案あり)
僕の場合は、持家→施設というのが現実かもしれません。
1人、あるいはパートナーと住むとしても、マンション型のサービス付き高齢者向けサービス(管理や掃除、料理等を提供されるがそれを選択しても自活しても良い)が便利だと思っています。
また、代替案として「小さめの高性能の戸建て」というものもありえます。性能が高い建物だと夏は涼しく冬は暖かいため、光熱費も安くなります。また、無駄に広くないため掃除も楽で、導線など生活面でも工夫が可能です。
更にもう1つ、少しアグレッシブな案を考えています。それは「トレラーハウス」です。
これは自由度の高い住居スタイルとして注目されていて、比較的低コストで導入でき、土地を選べば自然豊かな環境や静かな場所に住むことも可能です。
可動性があるため、ライフスタイルや健康状態に応じて住む場所を変えられる柔軟さも魅力だからです。
さらに固定資産税が不要なケースも多く、維持費を抑えながらシンプルで自分らしい生活を実現できる点も大きなメリットになります。
終わりに
以上の通り、僕自身、今は持家生活に満足しています。
でも将来に備え「高齢期に必要な住環境とは何か」を考えています。
持家が安心を与える一方で、加齢とともに負担にもなり得ることを理解し、早めに選択肢を検討しておくことが大切だからです。
こうした様々なライフスタイルの選択肢をどうするかは悩ましいところですが、アーリーリタイア生活期(老後前)であるので、様々な選択肢を考えたり体験することもできます。
それが定年リタイアで急に老後生活の判断を迫られるのとは違う、アーリーリタイアのメリットでもあります。
トレーラハウスは少し調べているところで、引き続き、記事としてシェアしていこうと思っています。
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