リタイア4年目でも「解放感」を感じる瞬間

2025-07-22

アーリーリタイア生活

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アーリーリタイア生活も4年目に入ると、最初の頃に感じた「毎日が休日」という特別な解放感はだいぶ薄れてきます。

働かない日常が当たり前になり、自由の新鮮味や有り難みを感じにくくなっているのです。

それでも、ある瞬間にふと「解放感」が蘇ることがあります。

それは、この7月20日前後の時期です。

子供の頃、夏休みの始まりを告げるこの日には、勉強も宿題も忘れて全力で遊ぶことだけを考えていました。

その記憶が今でも強く残っていて、リタイア生活の今もあの時の解放感を重ねて感じるのです。

今日はこうした記憶感情の再利用について綴ります。

季節が記憶を呼び覚ます

この「夏休みが始まるワクワク感」は、うだるような暑さや蝉の声、夕暮れの独特の空気とか雲の形などの自然とも結びついています。

だからこそ、同じような体感を通じ、何十年たっても鮮やかに蘇るのでしょう。

ですがサラリーマン時代には、このような感覚を思い出すことはほとんどありませんでした。

夏といっても、夜道を歩いてクタクタになって帰宅し、シャワーを浴びたら缶ビールを開ける。。そんな程度の記憶です。

サラリーマン時代は記憶が曖昧

サラリーマン時代の記憶が散漫となっているのは、そもそも時間の区切りは季節というよりもプロジェクトや異動といった仕事の出来事に結びついていたからです。

夏休みも7月〜9月の幅があり、好きなタイミングで取るので、決まって「7月20日」に結び付きません。あえていえば「お盆」というぐらいです。

ただ、お盆休みも、帰省や家族サービスで「解放感」とは別のものでした。

そうした意味では、仕事の関連ではあまり季節や月日と結びつく思い出はほとんどありません。

学生時代の感覚は今も生きる

こうして、リタイア生活を送るなかでは、会社員時代の記憶というよりも、それより遥か前の学生時代の記憶が今も心を動かし続けるのです。

夏の到来とともにあの頃のワクワク感が蘇り、「自由に楽しもう」と思えるのはとても貴重です。

これは淡々と過ぎがちなリタイア生活に小さな活力を与えてくれます。

終わりに

リタイア4年目になると、日々の生活は新鮮さを失いがちです。

それでも、学生時代の夏休みの記憶のような「季節と感情がワンセットになった思い出」は今になっても当時の「解放感」を呼び覚ます効果的な方法でありパワーを持っています。

なので、その教訓は自由で平坦なリタイア生活でも活かせます。

ただ自由という流れに任せるだけではなく、季節の節目に結び付けた体験を意図して味わったり感動を覚えれば、きっとその記憶や感情は、老後になっても引き出せるのだとも思います。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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