FIREしたら、冷蔵庫に期限切れがなくなった話

2025-05-16

アーリーリタイア生活

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FIRE(経済的自立と早期リタイア)をした後、日常生活の中でいくつかの変化がありました。

そのひとつは些細なことですが、「冷蔵庫の中にあるものの賞味期限切れがほとんどなくなった」ということです。

仕事をしていた頃は、忙しさや急な予定変更などのせいで、まとめ買いした食材が期限切れになってしまうことも珍しくありませんでした。

しかし、リタイア後はそうしたことがまったくと言っていいほどなくなったのです。

今回は、この「期限切れがない」という事実から見える、リタイア後の生活スケジュールのコントロールについて綴ってみたいと思います。

FIRE後は生活リズムを100%自分で決められる

FIRE後の生活では、毎日がまるごと自分の時間です。

いつどこに出かけるか、自炊をするか外食にするか。こうした予定はすべて自分で決められます。

そのためスーパーで食材を買うときも、実際の消費予定に基づいて無理のない範囲で購入できます。見通しが立っており、急な予定変更もないことで、食材を無駄にすることがほとんどありません。

しっかり期限内に使い切れるよう、自然と計画的に買う習慣が定着しました。

「生活リズムを自分で決められる」というだけで、食材の廃棄が一気に減るのです。

時間の余裕が在庫管理力も高めてくれる

また、日々の時間にゆとりがあるので、キッチンに立つ時間も増えます。その結果、調味料の残量や冷蔵庫の中身の把握もできるようになりました。

調理の最中に「あっ、料理酒がない…」というような事態は、FIRE後は一度も起きていません。

「そろそろ切れそうだな」と事前に気づくことができるので、安売りの日などに効率よく補充することもできます。これは節約にもつながるし、精神的にも安心です。

これは単なる「整理整頓」の話ではなく、僕にとっては「自分の時間を自分で設計できる」というFIREの本質が、こうした細部にまで及んでいる証なのだと感じています。

暮らしの質は「自由度」で決まる

FIRE後の生活では、いわゆる“忙しさ”から解放されます。

その分、自分の行動に意識を向けることができます。

たとえば、料理の計画を立てる、冷蔵庫をチェックする、余った材料を工夫して調理する・・そうした行動の1つ1つが以前よりもずっと丁寧になりました。

「時間がないから適当に済ませる」ではなく、「時間があるから大切に使う」へ、感覚が変化したことが、FIREがもたらす最大のメリットなのかもしれません。

終わりに

FIREをすると、意外なところにその恩恵が現れます。

「冷蔵庫の中に賞味期限切れがない」、「在庫切れが起きない」ということは、生活の中ではごく小さな話かもしれません。

ですが、その背景にあるのは、「自分の選択で生活を組み立てられる」という大きな自由です。

冷蔵庫も、時間の使い方も、人間関係も、情報との距離感も、FIRE後はあらゆる選択肢と決定権が自分に戻ってくる、それがFIRE生活の根幹になっていると実感しています。

会社員時代のように忙しさに追われていた頃には見えなかった「静かで丁寧な暮らし」。

それを象徴するのが、今の僕にとっては期限切れのない冷蔵庫の食材たちだと感じます。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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