多くの人が「夢を諦めるのが怖い」という経験をしていると思います。
夢なんて今となっては青くさい感じはするのですが、子供の頃は沢山あって、宇宙飛行士、天文学者、野球選手、パイロット、社長さん。サラリーマンになっても別の夢はありました。
子供ながら夢を諦めた時に涙したこともありましたし大人になって夢(というか目標)を捨てて残念なこともありました。
そんな夢と自分の関係は、FIRE生活から振り返ると当時とは違って見えます。
夢は形を変えて持ち続けていたり、夢を諦めたことも終わりではなくむしろ新しい可能性を見つける第一歩だったと思えます。
今日はそんな「夢を諦めるのが怖い」という人にFIRE視点でお伝えしたい事を綴ります。
夢を捨てるのは確かに怖い
きっと皆さんも芸術家、ミュージシャン、士業(弁護士や会計士とか)、ケーキ屋を開業する・・?など夢をもってチャレンジしたり実現したいと思った人もいるはずです。
子供の頃の夢は思い付きで自然と忘れさったりしましたが、中学生以降~成人となってからの夢は諦めるときには「これを捨てたら自分が空っぽになる」と切迫感を持つこともありました。
きっと本気で夢を追いかけた人はそれを諦めることは自分の生きがいや価値を失うと怖かったり、改めて人生の意味を問い直したりもあったはずです。
実は夢は形を変えて実現し続けている事に気がついたことから話します。
夢は形を変えて実現し続けている
例えば僕の子供の頃の夢は以下のような形になっています。
宇宙飛行士や科学者の夢のその後
例えば、宇宙から地球をみると本当に丸いのだろうか、地図のような大陸の形が見えるのあろうか、宇宙空間の果ては見えるのだろうかなんてたわいもないことです。
子供の頃から写真をみたり宇宙に関する書物は読んだりしていましたし、サラリーマンになって忙しいながらも、ちょっとした機会にやることはこれに関係するのかもしれません。
例えば旅先で海の地平線の端から端まで見られる場所にいれば水平線が直線ではなく曲線になっているのをよく見たり、飛行機に乗っても水平線が曲線であるかとか、上空から見える景色が地図の通りなのか確かめたりすることです。
FIREした今は時間があるので書物を読んだりYOUTUBEをみたりもしますし、なぜか天文学関係の資格やテストをチャレンジしたりもしました。
FIRE後は形を変えて夢を追い続けられる
またFIREをして自由が手に入ると夢を再び追い続けることもできます。
パイロットの夢
パイロットの夢も男の子ならありがちです。だた、少し現実的に考えてみようと思い、中学生の時に興味本位で航空大学に願書を取り寄せたりしました。
願書での応募条件で自分の視力が満たないと知り諦めたわけですが、FIREをした今となっては、もしや取れるのではとセスナの免許についてアメリカやフィリピン(セブ島)などの講習会を調べたりしました。
別に職業としてパイロットにならなくても「大空を飛びたい」という感覚を味わえるかなと思ったのです。
まあでも所要時間もコストもかなり負担も多いので保留にしていますが思いが強ければ実行できるはずです。
夢を「一度手放す」ことの意味
こうして考えると、若い頃に夢を諦めたり手放すことはそれは「完全に失う」ことでも無いと思えます。
むしろ夢を手放すことで自分が本当に大切にしているものが何なのかを見直す機会になったり、新しい視点を得ることができたりしました。
夢は形を変えて実現もすれば、FIRE後に再び追い求めることもできるので、夢にしがみついて「諦めたら自分の存在価値はなくなる」なんて思い詰めなくても良いのかもしれません。
夢を捨てられずずっとやり続けることで変に時間もサンクコストになるので回収しようと泥沼化するよりさっと捨てるのも方法なのかもしてません。
終わりに
以上、夢を諦めることは夢を失うことでもなければ、手放すことで形を変えて体験したり、あるいはFIREの自由で夢を新しい形で育てることも可能です。
FIRE生活の送り方で多いものとして、旅行、読書、散歩、ゲームなどが聞きますが、根底には子供の頃の夢とつながっていてバーチャルに夢を体験しているのではとも思います。
夢を断捨離するのは勇気が必要ですが「未来に繋がる新しい道が開ける」と考えてたり再びFIRE後に違う形で夢に合流することを信じるのも方法です。
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