ドル円相場は「8年周期」によって円安終焉か?

2024-03-12

投資

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2023年11月の円安(1ドル151円80銭)をピークに潮目が変わって、多少の調整相場がありながらも円高に向かいつつある気がします。

金融資産の50%を外貨で運用する僕にとって「円高」は資産評価額を下げる大きな要因です。

仮に150円/ドルが100円/ドルになれば総資産が20%〜30%減るインパクトです。

ただ実のところ、こうした為替リスクはさほど気に留めていません。

いろいろ理由はありますが、究極のところ、為替は8年周期でまた戻ってくると思うからです。

今日はその為替リスクにどう向き合っているかを綴りたいと思います。

為替リスクとは

リスクというと「悪いもの」と考えがちですが、そもそもリスクがあるからリターンもあるわけです。

為替リスクは為替レートの変動(価格が上がったり下がったりする)の振れ幅で生じる損益です。

仮に1万ドルを1ドル150円の時に買うと150万円の投資が必要です。

それを円高(1ドル100円)の時に1万ドルを円転すると100万円となり50万円の損失です。

円安(1ドル170円)の時に1万ドルを円転すると170万円となり20万円の為替益です。

というのが教科書通りの説明ですが、僕はこの考え方をしていません。

僕の為替リスクの向き合い方

短期保有であれば、先の例の通り、円高に振れると外貨は「円高で損が広がる」とか、逆に円安へは「含み益が増える」といった、為替変動に一喜一憂しがちです。

ですが僕は、外貨保有は円建資産だけを持つことのリスク分散が狙いですし、長期保有が前提です。

なので為替変動は一旦忘れ「ドルはドルの世界で上手に増やそう」といった「ドル資産」という投資グループとして独立して考えています。

そもそも「外貨は円に戻すもの」という先入観は捨てていますし、まあでも「再び円安で差益を享受する機会は健康年齢のうちにまたやってくるだろう」とは思っています(8年周期説です)。

具体的に言うと、

・円高局面では為替レートは気にせず、ドルベースでの豊富な投資ラインアップで運用しドルを増やせば良い(満期でもドルで受け取る)

・金利が高い(経済的に成長するという観点で)

・ドルは長期保有も安心(米国経済の底力や自律的な回復力を信じられるし通貨として流動性がある)

といったことがまずあります。

株の損失だと、損切りか塩漬けかしかありませんが、ドル外貨の場合、円高で含み損があっても資産クラスを変えて(ドルのまま)米国株や国債に投資できます。

他にも、

・1ドルは1ドルの価値で現地で消費する(円換算で発想せず、旅行やプチ移住で現地消費する)

そして、

・再び円安局面ならドルを円転して利益確定をする、というのも「オプション」となる

と、経済状況の流れ次第で為替に無理に抵抗せず、資産を活かしきれるよう考えています。

途中、多くを円転してしまうとグローバル分散投資による資産の保全ができなくなるので、一定の割合は外貨ベースで継続して持つべきと思っています。

こうした「どっちつかず」なる感じで経済の流れに任せて運用するのに不安がないのは、円ドル相場が8年周期で波が来るとの前提で考えているからです。

ドル円の8年周期について

ドル円には8年周期があると言われています。

ドル円相場の長期チャートで、円安の記録的な地点をプロットしたのが下図で、円安間隔がおよそ8年周期だとわかります。

この2023年11月がその「8年目」ということで、その通りになりつつあり、また次の円安サイクルは8年後に来るだろうと思っています。

ただ、果たして今後、この通り円高になるかは個人的には疑わしいとも感じています。

日米金利差が縮まることが円高要素ではある一方で、日本の国債発行残高が増えて財政は厳しいとか、海外機関投資家の中国マネーが日本に退避中(一時的)と思えるし、日本の投資マネーは海外資産に向かう(新NISA等で投資信託買い付けや長期保有傾向)など、、円高に振れても100円を切ることはない気もしています。

とはいえ為替はわかりません。

想像以上に円高になって8年周期が崩れて16年とかになったらどうするか?

僕の健康年齢からいくと、次の円安タイミングで円転してある程度使い切る最後のタイミングかもしれません。

それ以上、遅れて到達し資産が残るなら、その時は外貨は相続にまわして、より「円高で目減りした資産評価によって相続税を安く済ませば良い」となります。

世代を超えて子供が円安時に使えば、僕としては為替で負けた気もしません。

終わりに

為替リスクというものは必ずありますし、それは「悪」とかではなくて円高なり円安なりに為替レートが変動するだけのことです。

なので変動ケースごと(円高だとどうするか、円安だどどうするか)といった資産運用の手持ちカードを多く準備することがリスクヘッジだと思っています。

僕は経済サイクルの信者でもありますが、円安周期が僕の余命で来ないなら、無理に勝ちにいかず次世代(相続)でも現地消費でも、経済の流れに任せてベターな方法を選択すれば良いと割り切っています。

世界経済の20年後なんてわかりませんし「楽観して呑気に構える」が外貨建て資産に対する僕が行き着いた現時点の「答え」です。


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2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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