僕の理想FIREモデル-ファイブフラッグ理論

2024-02-13

経済的自由・FIRE 倹約

t f B! P L

僕が理想としているFIRE進化型ロールモデルがあります。

それは「ファイブフラッグFIRE」というものです。

ファイブフラッグ理論(5本の旗理論)と呼ばれるものを使ったFIREライフスタイルで、つまり「世界のいいところ取りをして幸福度も資産価値も最大化する」というものです。

日本は確かに良い面もありますが、同じように海外諸国もそれぞれ良いところがあります。

そんな「各国の良いところ」を自分好みに組み合わせてFIRE生活を確立したいと考えていて、それが僕の「ファイブフラッグFIREマン」という理想への道です。

今日はこれを綴ります。

ファイブフラッグ理論とは

ファイブフラッグ(5つの旗)として既知の分類があります。

それは、

①国籍として最適な国

②資産運用に最適な国

③市民権・居住権の最適な国

④法人を設立する最適な国

⑤余暇を楽しむ最適な国

というものです。

簡単にいえば、各国で国籍や居住権で得られる権利、資産運用や法人設立運用の優遇税制、余暇についても個人的な向き不向き・好き嫌いがあるので、それぞれの、ベストなる場所(国)をうまく組み合わせるのです。

「そんなのは無理だ」と思うかもしれませんが、割と実行しやすいものですし、考え方としてはすでに日本国内でそれをやっている人は多いと思います。

日本だけでファイブフラッグを作るとしたら

ちなみに日本だけで全てを満たすことも不可能ではありません(選択肢の幅が狭いですが)。

①の国籍は変えようがありませんし、②資産運用も、国内は一律同じ条件にはなってしまいます。(海外だとこれで大きく差がでます)。

ただし、⑤については明らかに日本国内でも選択肢があります。

例えば、1月から3月は沖縄に住み(あるいは花粉をさけて4末まで?)、5月は東京、6月から9月は(梅雨のない、夏は涼しい)北海道、10月~12月は紅葉やら秋の味覚を楽しむためあちこち旅行、という彩り豊かな人生です。

④の法人設立は、国内であれば、ビジネスの内容や県や市町村で実行する優遇政策(支援金)の有無で、起業しやすい、支援があるところを選ぶこともできます。

③市民権・居住権の最適な場所は、国内ほぼ誤差ないながら、地域によって市町村民税や健康保険料の少し安いところがベターでしょう。

こうしたファイブフラッグですが、法規制が一律の日本国内では、この①から④の組み合わせをどの都道府県で実施しても大差ありません。

これは世界200か国を見渡せば(といっても僕が実際に関係してきた30~40か国だけでも)かなり魅力的なところがあります。

ちなみにアメリカもどこの州でリタイアするかで退職金への課税も違えば、また州(というかもっと小さなCounty単位)でSalesTax(消費税)が違います。なので隣町に10キロ車で移動してTaxの安いスーパーで大量買いすることだってありました。

海外は難しいという偏見は一旦捨てて欲しい

でも「海外」と聞くだけで先入観があると「とても言葉が無理」とか感じる人も多いかもしれません。

本当、言葉を使わなくても生きていけるっていう世界なのですけどね。

日本よりよっぽど気候も良くて、値段もリーゾナブルで、人懐っこかったり笑顔でサービスしてくれて、変な同調圧力もありません。

例えばバンコクだって、目が覚めたらNHK番組を日本語で見て、ジムに行って運動し、昼や夜は、日本人居住者が多い安全な地域に滞在すれば、その数百メートル圏内でラーメン屋から居酒屋(メニューが日本語もある)が何百件もあるし、タイ語がまるでできない僕でさえ、指させばオーダーができます。

いや新橋と変わりません。というかもうちょいお洒落なお店が多いかもです。

気分があがればルーフトップバーで飲んだりとかも楽しいものです。

欧米だって、ロンドンには「かつ丼」屋がそこらじゅうにありますし(味は・・・ですが)、ニューヨークはラーメン屋も多いです。(高いですが)。

食ばかり書きましたが、エステが好きなら韓国も良いかもしれません。

旅行が好きなら、東南アジアのはるか東端の日本から出かけるより、それこそクアラルンプール辺りにに住んで、そこを拠点に1~2時間のAirAsiaのフライトで片道5000円~1万円で、シンガポール、バリ島、プーケット、サムイ島、バンコク、ジャカルタ、ホーチミン、ランカウイ・・・行き放題です。日本を拠点にあちこち行くよりコストも時間もセーブできます。

言葉の問題がないとすればあとは慣れと知識だけ

ということで、実行するには慣れであり経験(相性)が大事なだけです。

海外という「特別感」を感じなければ、普通に、どこかの国々が自分をもっと幸せにしてくれて資産も最大化してくれる可能性があるわけで、そんな良さをカスタマイズしていくのです。

税制面などの知識も大事です。

現在、FIRE民として非課税世帯なら、そもそも日本に住所を置いたまま(よって健康保険はそのまま使えるようにしておいて)年間183日未満で海外生活する分には税務上の非居住にもなりません。

終わりに

僕の具体的なファイブフラッグFIRE計画は綴れませんでしたが、今回の記事で、少なくてもコンセプトとしては、

「せっかくの人生、世界の良いとこ取りして、自分の幸福度も資産価値も最大にする」

というロールモデルがありうることを書いてみました。

実際、読者の皆さんでも資産運用は国際分散にしていて最適化を図っている人も多いと思いますが、それの「人的資本版」とも言えます。

まだ計画段階というかカスタマイズ中で、どこでどう過ごし、何をやるのが良いのか、そんな具体的な「ファイブフラッグFIRE人」たる道を目下、検討設計中です。

設計だけで終わらず実行できれば良いのですが、まだまだ東京生活のしがらみとの兼ね合いでどうなるかはわかりません。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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