FIREをしても「暇で辛い」とならないたった1つの理由

2023-12-19

経済的自由・FIRE

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世間には「FIREは暇すぎて辛い」「FIRE止めとけ」と言う人がいます。

僕はこの感覚を実感できません。

だってやることって山ほどあるじゃないですか・・・。

もちろんFIRE生活では「ぼーっ」とYOUTUBEをみたり音楽を聴いたりする時間もありますが、それも新たな発見があったり楽しいと感じたりで「暇つぶし」ということはありません。

そして何よりFIREは「今しかできないことに取り組める貴重な場」でもあるからです。

今日はこの「FIREは暇で辛いから止めとけ」への異論として「FIRE生活は暇どころか時間が足りない」ということと、その理由に「FIREは今しかできないことに取り組めるから」ということを綴ります。

FIREしたらやりたいことリスト

「FIREが暇」という人は、FIRE以前に人生で楽しめるものに出会えていないか、楽しめるものがあってもFIREで得た時間を持て余しているのだと思います。

せっかくの人生、時間を持て余すのはもったいないです。

僕はFIREをするまで会社員という助走期間が30年はあったので自然と「リタイアしたらやりたいこと」というリストが増えてしまいました。

リストには「すぐにリタイアして取り掛からないと時間的に手遅れになる」という賞味期限ギリギリのものがあります。

たとえば、

①今しかできない投資、

②健康年齢のうちにしかできないこと、

③体力やハードシップを伴う旅行

④新しい技術や知識の習得

⑤親孝行・・

などです。

それゆえ暇を持て余すどころか、少し前のめりにやらないと人生でやりきれないかもしれません。

いやはや、暇を持て余すのも、やりたいことをやり切れないのも、どっちもどっちで、偏りすぎているのかもしれませんね。

「やりたくてもやれない」がやる気を上げた

そんななか、少なからず、僕が暇を持て余さずにアクティブに動けるのは、仕事をしていたゆえ「やりたくてもできない」という「抑圧」や「制限」があったからです。

それだけエネルギーを溜め込んできたからFIRE後は集中しやる気になっているのだと思います。

性格だと思いますが、僕は暇だと気を緩めて怠惰に過ごし、何もしないと思います。

すぐリタイアして取り組まないと手遅れという追い込まれ方が、実は僕のポテンシャルを発揮すると、うすうす自分でも気づいてはいました。そんな想定通り、いまは集中して取り組めてしまっています。

なお、いろいろ冷静にリストを比較検討はしています。

こちらの記事の通りです。

アーリーリタイアの決断の決め手となったゲインとロス分析について(50代半ば)

FIREは今しかできないことをやれる貴重な場

こうして「リタイア後にやろう」と申し送ったことをいまのFIRE生活で取り組むなかで、あることに気が付きました。

それは心から望んでいることをやることが大切だということです。

例えば「とりあえず世界一周ツアーに入ってみよう」とか、時間があるからやってみようといった適当さで(心から望んでなく)やっていると、見た目には時間を消費してやった感は出たとしても、心は退屈してしまいます。

心から望んでいることをやることが大切で、そのために「いましかできないことが何か?」という問いかけがカギとなります。

今やらないとできないことだと実感すれば、本気でやり遂げようと思いますし、それができる状態ということに感謝もできます。

2023年のチャレンジ

ちなみに、2023年はもともと計画していなかった「いましかできない」という新しいチャレンジが2つありました。

その1つが「八十八箇所巡礼」です。

父の遺品にその納経帳と掛軸(30箇所ほどしか終えていない)があり、それを捨てるわけにもいかず、残りを自分が巡礼し完成させようと始めました。

これがきっかけで四国を巡るお遍路を2回の旅行に分けて実施しました。

これは母親が健在のうちにやらなければならないものです。納経帳などはお棺に入れることができます。父に代わって実行し、いずれ時がくれば母に持たせ、父に渡せば良いと思っています。

リタイア後のやることリスト;四国88か所巡業旅行の本当の目的

もう1つは、母親が元気なうちにと、母親にとって人生最後の海外旅行(家族旅行)を僕が企画実行したことです。

そのために、きっとツアー企画を本職としてお仕事される方なみに調べ尽くし、準備もしました。

【FIREと親孝行】ハワイ旅行の総額と体験価値について

終わりに

FIREによって得た自由を「暇で辛い」と持て余すのはとても勿体ないです。

FIREは暇というものでもなく、実際、僕の賞味期限の短いアーリーリタイア生活では、これまで手付かずの「やりたいこと」が多くて、忙しい状態ではあります。

そして、FIRE生活においては「いましかできないことを気兼ねなく挑める」というメリットを実感しています。

FIREは「会社からの制約から逃れて安全地帯で休息するためだ」と括り、休息時間とすると、きっと時間を持て余してしまいます。

なので「いましかできないこと」をみつけFIRE生活を送ることが、暇を避けるだけでなく、価値ある時間を送れることにつながると思います。

↑それを見つけるのが大変だというのも理解していますが・・若くしてFIREをしたなら、例えば貧乏旅行をしてでも自力で世界各地をまわるとか、若い今しかできないことも良いのでは~と思います。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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