アーリーリタイア後の不安は「経済不安」と「健康不安」です。
リタイア後、こうした不安がクローズアップされるのは、アーリーリタイアをした目的が「やりたいことをやるため」だからです。
やりたいことは、多少の経済不安があっても、全部できなくなることはありません。
ただし、健康問題があり体が動かなければ、やりたいことはまるでできなくなります。
それだけ「健康」は重要です。
リタイアから20か月、僕にとって2大不安の1つである「健康」について、いろいろと対処してきました。
今回はそんな健康不安への対処を綴ります。
リタイア後の健康不安とは
リタイア後に健康不安を意識したのですが、それは20~30年ぶりです。
さかのぼると、僕が20代後半から30代前半、子供が生まれる前に、健康を強く意識していました。
例えば出張で飛行機に乗っても「事故にあって死んでしまったら子供に会えない」と思っていました。
また「自分が病で倒れ子供の顔を見ずに死ぬなんて嫌だ」と、生きることに執着していました。
リタイア後もそれと似た感覚です。
「せっかくリタイアしたのだから、やりたいことをやり終えるまで、健康上の問題は抱えたくない」という気持ちです。
これまで散々働いてきて、リタイアしたら途端に不健康では、何のための人生かわかりません。
こうして「健康不安のない日々」は重要なテーマとなっていました。
健康不安への対処
リタイア後、そんな健康不安を解消するために、まず力を入れたのが「人間ドック」です。
サラリーマン時代にやっていた内視鏡だけでなく、これまでやったことのない脳ドックなどもやりました。
また、思い当たる健康上の変化なども検査をし、なるべく不安を取り除くようにしました。
こうして検査結果としては「問題がない」という安心を得ましたが、だからといって将来にわたっての健康を約束されたわけでもありません。
リタイア後の健康習慣
そこで健康習慣として、具体的に3つのことをルールにしました。
毎日1万歩の徒歩
基本的なことですが、まずは「歩くこと」です。
毎日1万歩を歩くように日々意識し習慣にしました。
歩いた歩数はアイフォンでわかるので手軽です。
ジム通い
またこの数カ月は毎日ジム通いをしています。
体重のコントロールもそうですし筋力アップも図っています。
ちなみに遅い時間(23時とか)から5キロほどランニングをして、その後に筋トレをすると、なぜかものすごく「よく眠れる」のです。
本当に朝まで起きずにぐっすりです。
就寝前の運動は賛否がありますが、自分のリズムとしては、運動しシャワーを浴びてしばらくして寝るというルーティンが合っているようです。
週4日の休肝日
また、特に夏の暑い日はビールが欲しくなってはいましたが、あえてノンアルコールビールを飲むようにして休肝日を増やしました。
ノンアルコールビールでも、冷やしたグラスに冷たいビールを注いで飲めば、「なんとなく」飲んだ気がします。
そんなこんなで週4日は休肝日とすることでさらに体調も良くなった気がします。
精神的ストレスをためない
こうした習慣に加えて、やはり大きな点はストレスを溜めないことです。
そもそもリタイア生活はストレスがかなり少なく、自分の意思やペースで物事を決めることができる主体性ある日々は気楽です。
起きたい時間に起きて、眠たくなったら眠る。そんな自然の摂理に従って時間を過ごすのもストレスが溜まらない理由です。
病気の恐怖
このように、健康習慣を身に着け、ストレスのない日々を送りながらも「病気になったらどうしよう」という不安は残っています。
こればかりは人間、どうしようもできません。
同世代の人が病気で亡くなると「そういうことも身近で起こる年齢なのだ」と不安は感じます。
こればかりは悩んでも解決策が出てくるものでもないので、健康習慣を重ねた上で、「なった時はしょうがない」と受け入れるしかありません。
終わりに
以上のように、リタイア生活では健康習慣やストレスない日々に取り組んでいます。
そのうえで「もし大病に罹ったら」という健康不安は、悩んでも解決するわけなく、受け入れるようになりました。
受け入れると、物事の判断で「それをやらないでいて、死ぬときに後悔しないか?」と自問する判断軸が習慣化しました。
言い換えると「今を精一杯、後悔なく、充実して生きているか?」と問いている気がします。
こうした考え方の軸は、健康不安を解決しようとあがいた結果行き着いたものです。
そんな「あがき」も「もがき」で、新しい習慣にチャレンジし、宿命を受け入れていくことで、「今を大事に生きる貴重な財産」になったと気づきました。
若い頃にはみくびっていた健康は、「いかに生きるか」に関わる大事なテーマなのですね。
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