リタイア後の経済基盤を強くするため、金融資産の13%相当の現預金(遊休資産であり余裕資金)を資産運用する計画をしています。
その投資先が「攻め」か「守り」か、いずれの資産運用クラスに入れるか、その分析と方針を立てたやり方を、今回、備忘録としています。
資産運用クラスの外観
現預金の13%を、両極端に投資するとどうなるか、その外観をビジュアル化してみました。
全てを「攻めの資産運用に組み込む」と右のグラフの上の通り、資産クラスの攻防が逆転(守りの資産運用より攻めの資産運用が大きい)となりますし、逆に、全てを「守りの資産運用」に組み込むと右のグラフの下側の通り、かなりマイルドな資産運用です。
投資でのリスク許容とリスク受容で分けている
この両極端の使い道を判断するうえで、整理して考えるのが「リスクの受容力」です。
投資方針では、守りの資産運用はリスク許容に、攻めの資産運用はリスク受容にしています。
リスク許容とは
リスク許容とは、投資リスクを何らかの方法で吸収したりヘッジしたりすることです。
守りの資産運用はリスク許容度の高い運用にしています。
これらは円建、外貨建てのさまざまな投資先に資産を置いてますが、守りとして、ほぼ元本保証です。
為替リスクがあれば現地通貨で使うことでリスクを吸収したり、信用リスクは低め(倒産等の影響を受けても資産が一定以上保全保障される)との運用でリスクヘッジをしています。
リスク受容とは
一方、リスク受容というのは「今のリタイア生活として、その資産がゼロとなっても受容できるか否か?」という考え方です。
なので、これを「攻めの資産運用」に適用していて「仮に全て(攻めの資産運用)の資産がゼロとなっても経済的・精神的に耐えられるか?」という考え方をします。
もちろん、いろいろと分散投資はしているので、その一部が紙きれとなったり、回収不能となることを考えて、ゼロとはカウントせず「3割しか残らない」としています。
その3割残になっても「受容できるか否か?」を判断にしています。
投資方針
以上のこれまでの基本的な方針に沿って今回も判断したのですが、その結果としては、
・13%のうち8%を「攻めの資産運用」に突っ込んで「最終的に3割しか残らなくても構わない」と受容する
・13%のうち5%を「守りの資産運用」に突っ込んで、「今のリタイア生活で支出の拡張に備える」
としました。
支出の拡張というのは、これはいつも思うことですが、リタイア生活で新たにやりたいことがいろいろと出てくるので、そうした欲望を受容する拡張性というものです。
攻めの資産運用は2年間の運用期間としていて、この期間、8%の生活防衛資金も、途中の満期を迎える円建て商品の入金があり、現金残高ももんだいないシュミレーションでした。
*ここは次回のまとめでフォーマットも共有しますが、今回は結論だけに留めます。
終わりに
これまで現預金を分析して、生活防衛資金として必要な8%と、投資準備金としての13%を検討してきました。
そこから、今回は13%の使い道を掘り下げた形になっています。
リタイア生活での張合いを持つためには、なんでもかんでも「安全」ばかりを意識していても、どこか物足りないものとなります。
リスク受容の考え方で良いのは、「失敗したらその時はその時」という割り切りを先にするので、思い切って、狼狽することなく投資できる点です。
今後、具体的な使い道としてどうするかを検討していきます。
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