【僕の居住環境について】リタイア前とリタイア後の居住環境の感じ方の違い

2023-05-07

アーリーリタイア生活

t f B! P L

僕が住んでいるのはマンションです。

そのマンションの居住環境は、独身者の都会生活として必要な機能を十分に満たしています。

とはいえ、リタイア前とリタイア後で、魅力と感じるポイントが変わってきています。

今回、居住環境の紹介と、リタイア前とリタイア後のライフスタイルの変化で、どのように感じ方が変わったかを記したいと思います。

マンションの居住環境

いまのマンションは「独身サラリーマンが東京で利便性の高い生活をする」という観点で、必要な要素を考慮して物件を選びました。

具体的には、

・通勤が楽である(オフィスまで4駅)

・徒歩5分圏内にスーパーがある

・飲み&食事で有名なオシャレな街からタクシー代を気にせず帰れる

・24時間いつでもゴミを出せる

・不在でも荷物が届く(宅配ロッカー完備)

・地震や災害に強く震災時サポート体制がある

実際に住んでみると、通勤が楽であることは時間も体力もセーブでき大きな価値を感じました。

また、在宅時間が限られているなかで「24時間ゴミ出し可能」や「宅配ロッカーでの受取」はとても便利でした。

アーリーリタイア後の居住環境の感じ方

ところが、アーリーリタイアをして通勤もなくなると、まず通勤利便性は関係なくなります。

また在宅時間も多くなると、「24時間ゴミ出し可能」や「宅配ロッカーでの受取」の価値も薄れてきます。

もちろん、近所にスーパーがあったり24時間ゴミ出しができるのは楽で助かります。

外食に行っても帰る時間を気にせず過ごせるのは、便利なことです。

全体としては、サラリーマン時代に感じていた多くのメリットは、時間の自由度が多いリタイア後、その魅力を強く感じることが減ってしまいました。

リタイア後に「より価値を感じる」居住環境条件

一方で、リタイア生活となったことでサラリーマン時代よりも大きな魅力を感じる点があります。

それは、

・ゲストルーム(宿泊設備)やパーティールーム

・ジム設備やライブラリー

つまりは、マンションにある共有設備です。

姪っ子たちや親戚、友人などを呼んでホームパーティーができる専用ルームや宿泊できる設備があるのは重宝します。

また、サラリーマン時代よりも時間ができたことでジム設備を利用する機会も増えましたし、ブログ記事を書くのもライブラリーで行います。

こうしてスタバコーヒー代やジム会員費などもかからず、また駐車場代も外部の月極め契約をするより安いので節約につながっています。

24時間の防災センターも、何かあればインターフォンで呼び出せるので安心です。

心の安らぎを得られるか?

とはいえ、こんな都会のウサギ小屋のような2LDKのマンション生活では、空間の広さを満喫できません。

自然の良さを感じたり、緑に囲まれて爽やかに生きるような環境でもありません。

都会生活を便利に過ごすという目的では最高ですが、自然や緑も大好きな僕には、少し物足りないところがあります。

都会の良さと自然の良さの両方を追いかけることはできないので、心が安らぐような自然を堪能するのは、旅行先になってしまいます。

居住と旅行を使い分けて都会と自然を楽しむことで良いのかもしれません。

将来どうするか?

アーリーリタイア生活を過ごすうえでは、まだまだ今の環境でも十分です。

ですが10年後、20年後、今の場所で同じように生活をしているかは想像しにくいものです。

時々記事にしていますが、本当はプチ移住として国内の地方都市や海外など、短期で住むのも良いなと思っています。

まあとにかく、そんな先を考えるよりも、まずはいま、この生活をいかに充実させるかを追及しようとは思います。

資産性について

そして、これまで書きませんでしたが、最も重視した条件は資産性です。

マンションを購入するうえで絶対に避けるべきは、住宅ローンを組んで資産性の低い物件を買うことでした。

それゆえ、毎回、資産性をいろいろな角度で調べたり、歩き回って調査をし、購入判断をしました。

資産性が高ければ「売却額で住宅ローンの残債を返しても現金が残る」となりますし、賃貸に出しても利益を得られます。

これまで購入したマンションを売却して手残りがあったり、海外転勤の都度、物件を賃貸に出して賃貸益を得たりと、住みながらも資産増につなげてきました。

なお、2LDKと少し狭めの間取りですが、それは都心の世帯動向として、今後は「家族4名」よりも「独身者」や「夫婦子供なし」といった世帯数が伸びるとの想定があるからです。

将来需要が手堅いと思われる2LDK物件をあえて候補にした理由があるのです。

終わりに

リタイア前と後で、住むためのマンションとして重宝する機能は変わります。リタイア後のライフスタイルを想像して条件設定するのが得策です。

また、資産性も大事です。資産性さえ確保していれば、賃貸や売却も含めて処分の選択肢が残ります。資産を増やす強力な味方にもなります。

そして最後に、僕自身、一軒家に住んでみたいという夢についてです。

地方の一軒家に住み、自分の好きな間取りや構造にする楽しみは大きいと思います。

例えば、シアタールーム、バーベキューコーナー、天文台を作ったり、ガーデンコーナーを作るとかです。

資産性を考えず、自分だけの価値を追求するのは、一番の贅沢だと感じます。

さて、一軒家の夢が膨らみますが、まずはマンションのキッチンでパンケーキを綺麗に膨らませられるよう一人前になる方が先のようです。




自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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