節約FIREを急ぐ20代~30代に伝えたい-20代~30代の頃に思っていた50代のイメージと実際は違う!

2023-04-21

セミリタイア

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20~30代の頃にイメージしていた50代は「体の動かないおじいさん」というものでした。

趣味が散歩で、暇があると盆栽をいじり、読書をしながらウトウト寝落ち・・・。そんな暇な隠居生活をしているイメージです。

ですが実際にこの年齢を迎えると、まるでイメージとは違う日々を送っています。

同年代でも「50代は思った以上に動けるし人生を楽しむ余裕もある」と言う人がわりと沢山います。

今回はこうした「想像」と「体感」が違う50代について書いてみたいと思います。

20代~30代で節約FIREを志している人に伝えたいこと

まず、50代のイメージギャップがあることを一番お伝えしたいのが、20代~30代で「節約FIRE」を志す人になります。

その内容は、

・50代でもそこそこ動けるという前提で計画したほうが良い

・20代や30代(あるいは40代)と違って「自分らしさ」を取り戻しやすいのも50代

という点です。

もちろん「50代は思ったより若い」といっても、実際には歳をとっていますし、なかには病気が理由で日常生活に制約ある人もいるかと思います。

行動力を持った生活を送れるようにするには、40代からの日々の生活習慣がとても大事です。

50歳を境に人生が変わる気がする

そんな50代ですが「自分らしさを取り戻しやすいのが50代」というのもあります。

40代には子育て真っ只中であったり、仕事に全力投球をするなどで過ごした結果、50代もこの延長でいいのか」と、生き方を見つめ直すからだと思います。

あるいは仕事で限界に直面したり、死を意識したり、50代はそれまでとは違ったステージに来るものです。

家族持ちの人は子供が成長し自由時間が多くなったりもしますし、人生を問い直す余裕がでてくるからかもしれません。

50代はより精神的にも成熟し、周囲に振り回されず、お金の過多に関わらず、自分の価値観に即した楽な生き方をしていく人も多くなります。

人生の幸福度は50代から上がる(40代がボトム)ということも「エイジングパラドクス」として言われている通りです。

そんな50代が来るという前提で人生の時間配分を考える

20代~30代で「節約FIRE」を志す人は、肉体的・精神的にどのような40代、50代が来るのか想定して人生の時間配分を決めると損はありません。

例えるなら、長距離マラソンで前半に飛ばし過ぎて、後半に息切れしたりするのと同じ原理です。

「50代では何もできないから全て前倒しでやる」と若いうちのFIREすると、50代を迎える時に「思った以上に50代っていろいろできる」と人生の時間を持て余したりする可能性もありえます。

限られた人生時間を「働くことvs遊ぶこと」にどう配分させるか誤ると、豊かさを享受しづらくもなるからです。

働くことvs遊ぶことの最適配分

より長い期間をFIREせずに働けば、より経済的な富も増えてます。

資産額ギリギリで早くFIREしたら、少ない運用資金で生活をスタートし、それに連動して配当金等の収入も少なくなります。元手が多いほど、同じ労力で多くの配当金が得られます。

働いてお金を貯蓄するフェーズと、それを活かして暮らすフェーズの最適配分をどう取るかの分界点が大事です。

20代~30代での早めの節約FIREを実行し、FIRE後の投資運用でより資産を増やしながら、セミリタイアで緩く長く人生の変化を楽しむのも、社会経済変化に耐えうる強靭なFIRE方法です。

また人生配分で50代の行動力を織り込んでFIREのタイミングを少しずらし、より多くの資金力でFIREに入ることで人生走破するのも良いかもしれません。

20代~30代で節約FIREを志している人は、そうした50代をどう過ごせるものか情報を集めたり、想像と現実で違いが大きい50代が盲点とならないよう、有利な設計をすることが良いと思います。

終わりに

そういえばあの郷ひろみは50代で聞き手を左手に変えたそうです。

「ずっと長く右手を使ってきたから、バランスをとるために左利きにした」ということです。

あの年齢にしてあのルックス、さすがにやることが異次元ですね。

なかなか左手で物を扱うのは違和感があります。

ちなみに左手に関する雑学クイズですが「右手でスマホをもって左手親指操作をする人の割合が最も多い国は?」はご存じですか?

フィリピンです。シンガポールやインド人もかなり多いそうです。

では「左手でスマホを持ち右手人差し指で操作する割合が最も多い国は?」

HiromiGOに聞けば正解がわかります。

「ジャパン~」と。




自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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