転勤の多いサラリーマン生活から得たリタイア後のメリットについて

2022-11-25

セミリタイア

t f B! P L

最近の就活生の8割は「転勤を望まない」という調査結果をみました。

僕は東京で生まれてからサラリーマンを辞めるまで、転勤が多く、そこから得た経済的・経験的なメリットを強く感じています。

それゆえ「もったいないな」という感想を持ちました。

今回は「転勤で得たことがリタイア後にどう役立つか」について書きたいと思います。

転勤人生で得た適応力

まず挙げられるのは「適応力」です。

僕の場合は計15都市(関東圏、関西圏、南米、アメリカ、ヨーロッパ)を転々とした経験から、

日本国内でも地域が違うとやはり文化や習慣も異なります。ましては海外の異文化環境で生活したり仕事をすると、そのカルチャーギャップを経験します。

もちろん、常識の違いが原因で腹立しく思うことも多々あります。

ですが「同じ地球人だ」と思えば考え方の違いも受け入れフラットに接することができますし、言葉が完璧にできなくても信頼関係は生まれます。

そういった「異なるものごと」に触れて、どうにか馴染んでいく過程で、自分の感覚や考え方も刺激を受け、適応力がついてきます。

適応力がついた結果

そうした適応力がつくことで、例えば、アーリーリタイア後はどこか別の国にプチ移住をすることも簡単に選択肢に入ってきます。

実際、アーリーリタイア後、少し移住しようかと、マレーシア、タイ、フィリピン、バリ、オーストラリア、マルタなどは調べました。

半年以上の滞在はVISAの問題や、それを解決する現地への投資なども絡むので慎重に考えなければいけません。

いずれにしても、日本でなくても生きていける適応力がついたことで、物価の安い国で節約人生を送りながら、現地生活を楽しむとか、そういった適応力がつきました。

経済的自由というのは「どこでも住める」という選択肢があるわけですが、国内外の生活適応力を得たことで、リタイア人生の生活拠点の選択肢が大きく増えました。

出張人生で得た旅行力

全国や海外転勤がある規模の会社に勤めると出張に行く機会も多くなります。

僕においても、サラリーマン時代の仕事は頭脳というより体力を期待されていたせいか、世界あちこち出張させられました。

デメリットは、週末などが出張移動で潰れたり時差で台無しになるという悲惨たる日々もありましたが、なんだかんだ、地球100周分を飛びまわったことでマイルも貯蓄できれば、移動慣れから、旅行力もついてきます。

会社のおかげですが、JALはミリイオンマイラーやダイヤモンド会員としての資格を得たので、アーリーリタイア後は、そういった特典を利用することで、旅行も安く楽に優遇されて移動できるなど、旅行コストも品質もメリットを得られました。

想定外の獲得資産のまとめ

また、海外生活などをすることで、それに伴う各種手当など、福利厚生で得られる経済メリットもかなり大きいといえます。

会社によってその制度も違いがありますが、こうした制度が充実していると、相当の資産形成に有利になることもあります。

この点は、実際に算出した記事がこちらです。

”リタイア時点までのサラリーマン人生の総収入の内訳分析をした結果”

まとめ

以上、転勤経験を通じて得た上記メリットを、「リタイア後にどう役立つか」という観点でまとめてみました。

①生活適応力による選択肢増

僕の場合、東京生活に囚われず、物価の安い地方や国に居住したり、経済成長の高い国に居住して各種投資をするなど、選択肢が増えます。

②旅行力

出張などで各地を飛び回る経験をすれば、自然と旅行力もつきます。

飛行機のマイレージやホテル会員など、出張で得たマイルやポイントも使えますし、質の高い旅行ができるような優遇などを使って、リタイア後も快適に旅行をすることができます

頭でっかちになって「転勤は望まない」という前に、実際に何を得られるのか、いろいろな角度で情報収集することが大事だと思います。

そんなメッセージを就活生には送りたいです。

自己紹介

2022年3末に大手IT企業を退職し「自由で楽しい完全リタイア生活」を実践中。趣味、投資、リタイア等の気づきを発信し経済的・精神的に豊かなFIREを応援します。

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