サラリーマンを辞めたことで生活が一変したものが幾つもあります。
現役時代のように頻繁に出張することがなくなり、飛行機やホテルのマイルを得る機会が減り、上級会員のステータスも更新時に失うことになります。
会員資格を失ったからといってリタイア生活には何ら実害がありません。
ですが、JALの上級会員ステータスは失わないよう、今年は30万円を使って「マイル修行」をして会員資格を維持することにしました。(なお、状況によって30万円とは限らりません。これは私の今年の実績値です)。
その理由は、アーリーリタイア後のライフスタイルをより良いものにするうえで、上級会員を維持することが欠かせないからです。
アーリーリタイア後の旅行スタイルとメリハリ
リタイア後は趣味の旅行を大事にしています。
旅行は倹約しながらも心地よい時間を過ごすのがポリシーです。
ゴージャスとか超節約といった極端な旅行スタイルではなく、お金をかけるところにはかけて倹約するところは倹約するメリハリ型です。
例えば、飛行機移動ではなるべく欠航が少なく、信頼でき、問題が発生しても何かとフォローが行き届く航空会社を使ってトータルメリットを受益するようにしています。
LCCを使って倹約するよりはJALで移動することを優先しています。
とくにアーリーリタイアをしてからは自分の時間を自在に使えるので、最も安い日程のチケットを取りやすくなり、JALとLCCとの差額はさほど大きはありません。
それゆえJALを利用するほうがトータルで価値が高いと感じます。
なお、ホテルは観光などで出歩く時間が多い場合は、ロケーションと部屋の綺麗さを重視しホテルのランクや部屋の広さは妥協して安く抑えています。
現地の食事も、ミシェランのレストランというよりもローカル食も多く、結果的には費用を抑えられます。
オンラインでの個人手配で複数のサイトから安いとこどりで予約したり、あえて繁忙期をさけたて費用を抑えます。
アーリーリタイアならではの節約ポイントかもしれませんが、全体のメリハリをつけています。
JAL上級会員を得ることの価値比較
具体的に、今年30万円をかけてJALの最上級会員を得ることの価値についてです。
上級会員が得られるメリットとして痛感するのは、
・タイア後は時間的に余裕のある旅程を組むことが多く、空港の専用ラウンジでお酒(特に国際線では高価なシャンパンや日本酒など)や食事を楽しめます。空港内のレストランで同じだけ飲食したらかなりの出費です。
・移動が楽になります。同じエコノミー席の予約でも、座席前のスペースの広い非常口付近を優先して確保できたり、混雑時にも隣の座席に乗客が座らないような調整もできるので、移動時の窮屈さが緩和されて、肉体的にも精神的にも休めます。
・通常、荷物を預け入れずに機内手荷物として移動するので、まっさきに機内へ搭乗できる優先搭乗により、座席上の荷物置き場を先に確保できる。
・空港でのチェックインなど、長い列をバイパスしてチェックインでき、時間を有効に活用できます。
なお、JGCというビジネスクラスのチケット購入時相当の待遇を受けるのは、いったん、上級会員になれば未来永劫維持することができます。
ただ、僕の場合は、ダイアモンドという資格(ファーストクラスのチケット購入相当)なので、毎年、1月から12月のフライト実績により得られる飛行ポイント(FOPといいます)を獲得しなければいけません。
僕の旅行スタイルを踏まえると、こうしたメリットが30万円の投資を上回ると感じており、アーリーリタイア後は上級会員資格を維持するよう決断しました。
終わりに
飛行ポイントを多く稼ぐには羽田と沖縄の往復がベストです。
アーリーリタイア後は東南アジアと沖縄の不動産投資も進めているので、沖縄へのマイル修行はそうした投資に関連した動きとも相性が良いという点も理由の1つです。
こうした一石二鳥のような使い道をすることで、ライフスタイルの効率を高めることにつながっています。
0 件のコメント:
コメントを投稿