FIREを達成すると自由になります。
自由とは「いつ、どこで、誰と、何をするか」といった行動の自由です。
それは「好きなことができる」という人もいれば「嫌いなことをしなくてよい」という人もいます。
でも僕には、そうした「好き嫌い」ではなく、真の価値は、「余裕が生まれ、行動が増え、世界が広がることだ」と実感しています。
今日はこの「世界が広がる」という感覚をエピソードとともに綴ります。
自由が広がる瞬間
早期リタイア後のある日、僕は父の遺品整理をしていました。
すると、四国巡礼88箇所の納経帳(途中で止まっている)が見つかりました。
サラリーマンの頃なら何も考えずに処分していたと思います。
でもそのときは、なぜか手が止まりスマホで調べてみました。
そして父にかわって88箇所の残り全てを埋めようと決断しました。
想像以上の広がり
実際に巡ってみると、想像していたものとはまったく違いました。
お寺を回るだけではなく、真言宗の考え方や成り立ちや、その流れに触れることもできました。
インドから伝わり、日本に根付いた歴史を知る。
四国のお寺を巡るなかで、現地の自然や食に触れ、巡業中の人と会話をし、新たな「行きたい場所」もみつかりました。
車で通りかかった「しまなみ海道」で瀬戸内海に架かる橋を楽しそうにサイクリングする人たちがいました。
僕も旅を仕切り直して、サイクリング旅も企画して出かけたりしました。
最初から決めていたわけではありません。
行ってみて、気に入って、広がったことが沢山あって、それはサイクリング旅、食の旅、温泉の旅などです。
分岐点は、小さな選択だった
これら広がりのすべては納経帳を「捨てなかったこと」から始まっていました。
サラリーマン時代だったら遺品はすぐに処分し、何も起きなかったでしょう。
仮に「なんだ?」と調べても、「忙しいから行けない、面倒だ」と捨てていたことは変わりません。
世界が広がるとも知らずに、最初から存在しなかっただけのこととなります。
終わりに
サラリーマン時代の自分の時間と、今の時間を比べると、こうした“広がり”にははっきりとした差があります。
やっていることの大きさではなく、拾えているきっかけと、その先に続く体験の連なりです。
FIREをして得た「自由」がもたらす真の価値は、「見過ごしていたものを拾い上げ、そこから思いがけない広がりが生まれる」というものです。
その流れの中で、「生きていてよかった」、「楽しい」と感じる瞬間が増えていくのです。
この世界の広がりこそが、僕にとっては幸福(Hapiness)だと感じています。
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