日本一早く桜を見ようと思い、先週、沖縄に行きました。
目的地は寒緋桜(カンヒザクラ)で有名な八重岳です。那覇空港から車で約1時間半、沖縄北部の山あいにあります。
アーリーリタイアから4年が経ち、「FIRE生活におけるWell-beingとは何か」を考え続けてきましたが、今回の旅は、その輪郭をはっきりさせるきっかけになりました。
今日は、この旅の体験と、そこから見えてきた僕なりのFIRE生活について綴ります。
今、その瞬間しか得られない「希少価値」を追う
リタイア後の幸福を考えるとき僕が最重視しているのは、「今、その瞬間にしかできない体験」への機動力です。
心の安定は大切ですが、正直に言えば、僕は一つのことだけで満足できるタイプではありません。放っておくと、生活の鮮度はすぐに落ちてしまいます。
だから先週、非日常として、日本で最も早く咲く桜を見るために沖縄へ飛びました。
結果は三分咲きで満開には少し早かったのですが、この「外した」という事実も含めて僕にとっては重要な体験でした。
希少価値は、結果として得られるものではなく、計画→実行→結果を確かめる、というプロセスでも実感でき刺激になります。
FIRE生活の黄金比
今回の旅を通じ、僕のFIRE生活の幸福は、月単位でのリズムに支えられていると改めて認識しました。
その月単位で「動:静=1:3」という比率です。
1週間は非日常へ出かけ、残りの3週間は日常に戻る。この循環が今の僕にはちょうど良いのです。
「1週間の動」:刺激と共感を最大化する時間
沖縄旅行はこの「動」の時間です。
この期間はなるべくパートナーと過ごし、発見や感情を共有することを大切にしています。
三分咲きの桜を見上げて「まだ早かった!」と笑えてしまう時間は、結果の成否ではなく、興味本位の挑戦そのものです。
何を見たかより、誰とどう感じたかが、僕にはより重要です。また、相手が旅を楽しんでくれることは自分の喜びや貢献感にもつながります。
この非日常が、好奇心をしっかり満たしてくれる・・今回の沖縄旅行はまさにこの「1週間の動」にあたります。
「3週間の静」:自己対話と責任を果たす土壌
旅から戻ると生活は一転して静かになります。
一人の時間を楽しみながら、親の様子を見守り、友人やコミュニティとの関係を保つ。
ブログを書くことや、歴史・文化・自然といった関心事を深掘りする時間は、自分と対話して心身を整える大切なプロセスです。
この安定した日常があるからこそ、エネルギーを充電し、次の「動」に踏み出せます。
ハイブリッドな構造としてのFIRE
FIRE生活での黄金比である「1(動):3(静)」のリズムを支えているのが今の拠点である東京です。
東京は、地理的に、旅先への機動力を最大化できるハブとして便利ですし、また自分の家族や友人などのコミュニティもここにあります。
ただ、1:3の黄金比は「当面の最適解」であって、親の状態(やや認知症)の変化で比率も違ってくるかもしれません。
また、僕がもっと若くFIREしていたら、1週間は車上生活(キャンプ旅)をするとか、郊外の畑で菜園するとか、比率が一緒でも、よりチャレンジングな内容だったかもしれません。
終わりに
FIREから4年目を迎えひとつの総括のタイミングに来ています。
今回の沖縄での「三分咲き」の体験で再確認したのは、僕のFIRE生活におけるWell-beingの輪郭でした。希少価値のある体験とは、他人にとって珍しいかどうかやSNS映えではなく、自分の未踏領域に向かっているかです。世界は広く自分の経験は限られているので未知の領域を知ることが何より大事です。
また、桜が満開だったかや目的達成したかは本質ではなく、結果はあくまで副産物です。これも、サラリーマン的な「計画→実行→成果→評価→意味」から「計画→実行(=プロセス)→意味」というプロセス主義に思考が変化したと思います。FIRE生活のWell-beingは、プロセスを大切にし、「動(非日常)と静(日常)」、「1人時間と交流時間」という構造で居心地よい時間を最適配分する。
この配分運用とその柔軟性が、Well-beingの持続につながると感じています。
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