FIREして4年が経ちました。
この節目であらためて自分の資産を棚卸してみました。
といっても、今回は「いくらあるか」という残高の確認ではありません。
整理したかったのは、自分が資産をどういう視点で見ているのかということです。
結論から言うと、資産の見方は次のように変わりました。
・サラリーマン時代〜FIRE初期:株式、債券、現金、不動産といった金融商品区分
・FIRE4年後のいま:確定収入・変動収入というキャッシュフロー区分
今日はこの変化について綴ります。
FIRE前は「ストック中心」で資産を見る
サラリーマン時代、そしてFIRE初期の僕は、資産を主に金融商品で分類していました。
例えば、
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株式(高リスク・高リターン)
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債券(中リスク・中リターン)
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現金(低リスク・低リターン)
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不動産(インカム+キャピタル)
というように、リスク × リターン × 分散という軸です。
これは「資産をどう増やすか」が最大テーマだったので合理的な視点でした。
給与収入 → 生活 → 余剰資金 → 投資 → 資産
というサイクルを回しながら、ストック(資産残高)を最大化するためです。
FIRE後に意識し始めたキャッシュフロー
ところがFIREから年月が経つと資産との向き合い方が少し変わりました。
生活の実感としては、資産が生むキャッシュフローをより強く意識するようになりました。
僕の場合、
・公的年金(制度CF・確実・終身)
・企業年金(制度CF・確実・終身)
・個人年金(資産CF・確実・終身)
・不動産収入(資産CF・変動・有限)
・配当収入(資産CF・変動・有限)
といった具合に、
・源泉(制度か資産か)
・確実性(確定か変動か)
・期間(終身か有限か)
という軸で見るようになりました。
50代に入ると年金額も現実味を帯びてくるので、自然と、資産の「残高」よりも生活を支える収入構造に目が向きます。
僕が作った「資産マップ」
そこで僕は、キャッシュフローを次の2つに分類しています。
確定収入(将来額が決まっている):公的年金、企業年金、個人年金など
変動収入(市場や運用に依存する):配当、不動産収入など
ここにキャッシュフローの展望を重ねて、資産マップとして整理しています。
*これは簡易版ですが、実際は資産アイテムもより細かくしています
資産最大化から資産最適化へ
こうして、サラリーマン時代の「給与収入 → 生活 → 投資 → 資産」という流れで資産最大化をしていたものが、FIRE後は資産最適化へと変わりました。
それは、旅行の頻度・友人と会う回数・自由時間の多さなど、どれだけゆとりある生活をしたいか=欲望選択そのものがお金の流れを決めます。
つまり「生活(欲望)→ キャッシュフロー→ 必要なら資産取り崩し」という構造です。
資産の目的は増やすことから自由な生活を支えることに変わったことで、キャッシュフローをより意識するという変遷です。
終わりに
こうして、資産は「金融商品 → キャッシュフロー」へと視点が変わりますが、これは投資家の視点から、生活者としての視点に変わったとも感じます。
実際の生活では、僕のリタイア後の生活費を「基礎生活費&ゆとり費」という区分にわけるなかで、
・生存のためのキャッシュフロー(=基礎生活費をカバーする)、
・楽しみのためのキャッシュフロー(=ゆとり費をカバーする)、
といった生活目的を基準にキャッシュフロー(確定収入と変動収入)を落とし込んで可視化しています。
次回はこの可視化したツールを掲載します。
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