今日は、アーリーリタイアから4年が経ったいま、僕が「もう会社員には戻れない」と感じている理由について綴ります。
これは勢いや反骨心から出た結論ではありません。
時間をかけて4年のリタイア生活のなかで考え続けた末に、いま、自分の中で静かに固まった感覚です。
FIRE直後に感じていた分かりやすい自由
会社員を辞めた当初、僕が強く感じていたのは、通勤がないことや会議に縛られないことといった、分かりやすい解放感でした。
時間を自分の裁量で使えるようになったこと自体が、大きな変化だったのです。
この頃の僕は、「もう二度と会社員には戻らない」と固く決めていたわけではありません。
働くことを、時間とお金のトレードオフとして考える感覚も、まだ自然に残っていました。
時間とお金で判断できなくなった
以前の僕は、資産が十分にあるなら働くことは時間の無駄ではないか、あるいは働くことで資産がさらに増え、新しい選択肢や贅沢が手に入るなら意味があるのではないか、そんなふうに考えていました。しかし4年が経ち、そうした発想自体が、少しずつ自分の中で機能しなくなっていきました。
働くかどうかを、時間を差し出してお金を得る取引として捉えると、どうしても何かがずれるのです。
いま僕にとっての違和感は、時間を失うことでも、お金が増えないことでもありません。
「その前提で日々を過ごすこと」に、しっくりこなくなったのです。
会社員という契約への違和感
会社員の本質は、自分の時間と能力を、他者が設定したKPIのために使う契約だと思っています。
これは善悪の話ではなく、社会の仕組みとしてとても合理的な形です。
ただ、その契約を、得か損か、割に合うかどうかで判断する座標に、僕はもう立っていません。
時間とお金のどちらを優先するかという二択というより、「誰の前提で、どんなルールで、自分の時間を使いたいか」という問いに変わってしまいました。
サラリーマン経験は十分だった
僕は、サラリーマンとして働くこと自体を否定しているわけではありません。
自己理解を得たり、承認を得る。そこから肯定感も生まれたり、人間関係を学ぶ・・そんなことも会社組織で働くことで学びになりました。
それに、実際に責任や目標を負わされると、自分の本来の力量以上の役割を演じなければいけませんし、そうやって成長することも否定しません。
ただ、そんな会社員のルールで30年も過ごしていれば十分すぎると感じます。
終わりに
僕が会社員に戻れないのは、面倒だとか、時間かお金かといったトレードオフとか、そういった感覚ではありません。
人生を、誰かが決めた前提のもとで取引することにもう納得できる余地はないという感覚です。
言い換えると、「
4年間で自分の芯から「
それだけ、アーリーリタイアから4年間というのは、静かながら大きな変化があったと気づきます。
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