もし今FIREを目指していたら、僕が一番苦戦するものは・・

2025-10-28

経済的自由・FIRE

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いまの時代にもし僕がFIREを目指していたとしたら、何に最も苦戦するだろうか?・・そんな仮説を立てて、改めて考えてみました。

もちろん、生活費や物価の上昇は確かに気になります。

ただ、僕の場合、生活コストはある程度コントロールができます。

光熱費が上がっても使い方を工夫すれば抑えられるし、食料品の値上げも、買い方や自炊の工夫である程度吸収できます。

つまり、「努力で対処できる部分」はそれほど致命的な足かせにはならないという感覚があります。

今日は、そんな視点から「もし今のインフレ下でFIREを目指していたら、僕が一番苦戦していたもの」について綴ります。

コントロールできない支出という現実

まず最初に浮かぶのは、養育費や教育費のような「自分では調整できない支出」です。

僕は子どもが2人おり、離婚をしています。もし今、大学授業料や生活費がかかる時期であれば、物価上昇が元妻の家計を直撃していたでしょう。

その結果、「養育費を増額してほしい」と言われていたかもしれません。

当然ながら、子どもに関する費用は節約の対象にしにくいものです。

現在の大学授業料の一部無償化などの優遇制度も、子どもが3人以上の世帯が対象で、僕のケースには当てはまらないはずです。

そのため、自分でコントロールできる生活費の上昇よりも、この負担のほうがずっと重く感じていたと思います。

養育費(=教育費)は「支出を減らす」という選択をすれば、直接的に子どもの将来に影響してしまいます。

FIREを目指すにあたってもここはどうしても「手を抜けない領域」です。

コントロールできないけれど、納得できる支出

とはいえ、ここにはもう一つ大事な側面があります。

それは、「納得して払える支出かどうか」という視点です。

教育費は、子どもへの「投資」のようなものであり、自分の消費とは性質が異なります。

節約できないという意味では確かに足かせですが、心理的には「後悔のない出費」として受け入れやすいと思います。

だからこそ、仮に養育費の増額を求められても、授業料や生活物価の上昇分に見合う範囲であれば、僕は納得して応じていたと思います。

FIREにおける「精神的な納得感」の重み

FIREを目指すうえでの節約や支出コントロールは、「好き・嫌い」や「得手・不得手」といった感覚よりも、「支出にどれだけ納得できるか」が大きな意味を持つと思います。

今のように、コントロールしづらい要素が増える時代には、単に数字の大小だけでなく、「納得して払う出費」か「仕方なく払う出費」かを見分けることが、心の安定に直結します。

生活費の上昇は知識や工夫、最後は根性で対応できるとしても、子どもに関するような「工夫では減らせない支出」は、より精神的な柔軟さが求められる領域なのだと思います。

終わりに

もし今の僕がFIREを目指していたら・・最大の足かせは「お金そのものの増減」ではなく、自分でコントロールできない支出にどう折り合いをつけるかだと思います。

インフレ時代にFIREを目指すうえでは、「節約の技術」もさることながら「納得のマネジメント」も重要になってくるのだと言えます。

僕にとっては「子ども」がその象徴でしたが、人によっては「ペットの食事はランクを落としたくない」、「趣味の旅行だけは削れない」、「推しのライブには全国どこでも行きたい」など、納得の軸はさまざまです。

インフレ下の今こそ、何を削り、何を残すか

そんな「お金との心理的な付き合い方」を磨くチャンスなのかもしれません。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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