FIRE生活での「プチ移住」と「二重生活」の使い分け

2025-10-10

アーリーリタイア生活

t f B! P L

関東の海沿いにある古い空き家を、DIYで少しずつリノベーションしています。

都内から片道2時間かけて通う生活ですが、その過程が思いのほか楽しく新たな発見になっています。

最初のうちは、ただ作業のためだけに通っていましたが、通ううちに僕の姿を覚えてくれた地元のお婆さんやお爺さんが声をかけてくれるようになり、気づけば自然と顔なじみの関係になりました。

こうした交流を通じて、「コミュニティーを2つ持つ」という感覚の面白さを実感するようになりました。

同時に、FIRE後のテーマとして掲げていた「地方との関わり方」についても、その目的と距離感が少しずつ整理されてきた気がします。

今日は、この「プチ移住」と「二重生活」の使い分けで見えてきた発見について綴ります。

地方のコミュニティーは「近すぎる」?

地方の田舎(地方都市ではない)のコミュニティーは、距離が近く温かい反面、定住を前提とした関係の濃さが時に息苦しく感じられることもあると言われます。

FIRE後の自由な暮らしを求める僕にとっては、「つながりたいときにつながれる距離感」が心地よく、完全に入り込むより「外から関わる」方が自然に感じます。

住んでいつ東京での人間関係を持ちながら、リノベ先の田舎におけるコミュニティーを持つ、というほうがバランスがあって心地よく感じます。

それゆえ田舎での生活は「通う」方が自分の性に合っていて、住むなら東京もしくは地方の主要都市だと実感しています。

プチ移住は「暮らしの実験」

僕にとっての地方の主要都市での生活は「プチ移住」といった位置づけになると思います。

地方都市の便利なエリアに拠点を置き、半年ほど実際に暮らしてみるのです。

観光ではなく「暮らすように滞在する」ことで、その土地の食や気候、文化や自然など体験など、プチ移住先を拠点に周囲を開拓しながら過ごすことです。

そうすれば、北海道から九州、沖縄まで、各地に一時的に暮らしながら周辺を旅すれば、効率的に日本全体を体感できます。

東京の自宅を定期借家で貸し出しながら、国内を数か月単位で巡る・・そんな「動く拠点」のスタイルが、僕の考えるプチ移住のかたちです。

二重生活との違いと、最適な組み合わせ

一方、二重生活は、僕がDIYをやっているようなもっと田舎寄りの環境で、もう一つの生活基盤や人間関係を築くスタイルです。

東京もしくはプチ移住先の拠点を主たる定住居住地としながら、セカンドハウスとして田舎の生活に触れることで、定住ではない分、心地よい距離を保てます。

プチ移住をするよりほど、田舎にありがちな濃い人間関係は生まれにくいですし、適性なバランスを保てると考えています。。

終わりに

FIRE後の生活は、「どこに住むか」よりも「どんな距離感で関わるか」によって、自由の質が大きく変わると感じています。

今の僕には、こうしたプチ移住をしながら日本全国をくまなく知ることと、二重生活をもってコミュニティーを多層化するという、それぞれプチ移住と二重生活に求めるものが違って存在しています。

僕のプチ移住はあくまで地方都市に「住む」で、一方で、セカンドハウスでの田舎生活は、「通う」ことでローカルの交流を持つのが、自由や軽やかさを維持できる方法だというのが、よくやくわかってきました。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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