FIRE民が平日の図書館で子供に話しかけ変質者になる件

2025-04-07

アーリーリタイア生活

t f B! P L

早期リタイアをしている男性が「平日の日中に表をプラプラ歩いていると職質された」ということを綴った記事を何度か読んだことがあります。

僕にとってそんな話題は他人事だと思っていました。

なぜならこれまでのFIRE生活3年間、職質されたり怪しまれたりしたことは一度もないからです。

それと、ぱっと見が「穏やかで人が良さそう」と見えるからではと自認?しています。

*但し、インバウンド旅行中の中国人になぜか中国語で話しかけられたりしましたが・・・

ところが先日、平日の日中に図書館に出かけた時、小学生の高学年とみえる男の子に話しかけたら、その場に戻ってきたお母さんから変質者を見る目をされました。

今日はこのエピソードを綴ります。

平日の図書館の様子

都内の図書館は、平日の午後3時頃ともなると、大人の数と同じぐらい小~中学生の姿をみかけます。

大人は比較的高齢者が多く、新聞を読んでいたり、読書していたり、寝ていたりします。

時々、若い男性や女性もいますが、もしかしたら仕事の関係で文献やらを探しに来ているのかもしれません。

なので、比較的目立つのが、小学生や中学生です。

彼らは男女半々ぐらいで、図書館の机を借りて勉強をしている子供ばかりです。

男の子に出会った

普段、僕も机を借りてパソコンで調べものをしたり、読書をしています。

先日も、ちょうど机に座ってパソコンを開いたところで、隣に座っている小学生が目に入りました。

小学生の高学年になる男の子は、少しばかり恰幅の良い大人しそうな子です。

そして、小学生なのにスタバのコーヒー(しかも、アイスフラペチーノにチョコレートソースやチョコレートチップのトッピング)を美味しそうに飲んでいます。

そこらの裕福な家庭で育ったの愛嬌がある男の子という感じです。

男の子に話しかけた

普段の僕なら、そうした子供を観察するだけで終わるのですが、その日は違っていました。

なぜならその子は小さなリュックサックからテキストを取り出したのですが、それが

「英検準1級テキスト・・」

と書いているからです。

小学生の子が準一級って、インターに通っているのか、あるいは帰国子女か?と驚きました。

そして実際、そのテキストブックを広げて、フラペチーノをチューチューしながら読みだしています。

一体、何歳の男の子が英検準1級を合格できるのだろう?と思い、ちょうど開いたパソコンで検索してみました。

「英検準1級 合格者 年齢」

するとGOOGLEからの回答は、

2023年度の英検準1級で最年少合格したのは小学6年生」

と出てきました。

もしやこの子は最年少記録になるのでは?と思い、つい声をかけてしまいました。

お母さん登場

「ねえ、英検準1級を受けるの?凄いね!今は何年生なの?」

と聞いてみました。

フラペチーノをチューチューするのを止めて、一瞬、どう答えるかたじろいでいる感じがしました。

びっくりさせてしまったかな?と思った瞬間、子供の横にお母さんが戻ってきました。

「話をしていないでちゃんと勉強しなさい」

と、眼鏡をかけたそのお母さんは子供に話しかけながらも僕を見ています。

「こいつ、変態オヤジじゃないのか?」なんて思っているのかもしれません。

一応、その場を取り繕うため

「子供なのに英検準1級なんてすごいですねぇ~」

と言ったものの、お母さんは僕の話題に食らいつかず、子供はフラペチーノに食らいているという、かなり危うい緊張感が走っていました。

思うこと

今の時代、歩いている時に前方で小学生の女の子が転倒したとしても、手助けしたら変態認定かもしれないと考えています。

それに、近所の小学校や幼稚園・保育園を通るときも、可愛く元気な子供たちをみて活力をもらおうなんてしたら、代わりに、ひんしゅくと変態認定をもらってしまいます。

リタイア後、僕が唯一他人を救ったのは、自転車を乗ったお婆さんがバイクと接触し、転倒した時です。

その時は駆け寄って、お婆さんの意識や脳への打撲影響を確認するため、名前をしっかり言えるかを聞いたり、脈を取ったり、頭痛や痛み、よろめき、視覚異常など、ありったけの配慮をしました。

もしこれが小学生の女の子なら、「なに名前聞いとんじゃ、手を握ってんだ、変態!」となっていたでしょう。

本当、一部の心無い大人のせいで、特に平日の日中にうろつくFIRE民には、生きにくい時代になってしまったと、とても残念な限りです。

まあでも海外の某国のように、助けているかと思いきや、財布を抜きとっているとか、そういった輩がいない日本は、まだ良いのかもしれません。



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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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