FIRE3年後の変化:③モチベーションが変わる

2025-03-03

アーリーリタイア生活 経済的自由・FIRE

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FIRE後のモチベーションと聞くと、「何かを達成するための意欲」と考えがちですが、実際にFIREから3年経過して感じるのは、それとは少し違う感覚です。

モチベーションは、日々をスムーズに生きるための「エネルギー」のようなもので、サラリーマンの頃にあった「目標達成のための意欲」ではありません。

モチベーションが高いと、次のような状態になります。

・「やりたいことがいろいろ思い浮かぶ」(新しいことへの興味が湧きやすい)

・「やりたくないことも極端に拒絶しない」(嫌なことも必要なら受け入れられる)

・「身の回りが整理され、頭の中もクリア」(気持ちよく毎日を過ごせる)

FIRE3年目の今、自分のモチベーションはこの状態を自然と維持できていると気づきました。

サラリーマン時代とFIRE後のモチベーションの違い

振り返ると、FIRE前後でモチベーションの質が大きく変わっています。

サラリーマン時代のモチベーション(外発的動機)

・「仕事を終えれば週末がくる」

・「義務を果たせば休める」

会社のルールやスケジュールに左右されたモチベーションが中心でした。

FIRE直後のモチベーション(解放感)

「もう働かなくていい!」という自由となった喜び

・目新しい生活へのワクワク感

ですがこの解放感も、外発的動機であって、サラリーマンの頃と本質は同じかもしれません。いわゆる「金曜日の夜が嬉しい」というものに近いからです。

FIRE3年後のモチベーション(内発的動機)

・「何をするか?」より「どう過ごすか?」が大切になった

・健康が土台となり、自然と好奇心や達成感が生まれる

・目標を置かなくても、日々を楽しめるようになった

FIRE3年経つと、外的な変化(解放感)ではなく、内的な変化(自分自身の充実感)こそがモチベーションの源になっていると感じます。

なぜFIRE後もモチベーションが高く保てるのか?

FIRE後に「何をするか?」を決めていなくても、自然とやる気が湧く理由は、次の3つの要素がバランスよく整っているからだと感じます。

① 健康で活力がある

・体調が良いと、自然と「何かをしたい」と思える

・疲れがないから、頭の中もクリアになり、スムーズに行動できる

② 好奇心が刺激され続けている

・「新しいことを学びたい」「知らない世界を体験したい」という気持ちが行動の原動力

・「やるべきこと」ではなく「やりたいこと」が自然に浮かぶ

③ 達成感が日々の充実感につながる

・何かを成し遂げるというより、「少しずつ成長している感覚」がある

・無理に計画を立てなくても、「これをやってみたい」という気持ちが湧く

この3つの要素が整っていると、「やる気を出さなければ」と努力しなくても、日々をスムーズに生きられる状態が続くのです。

終わりに

以上、FIREから3年後のモチベーションは「何かを頑張るエネルギー」ではなく「日々を気持ちよく過ごす力」 に近いものへ変化しました。

これは、FIRE後に健康度が高まったことが土台にあり、心身のエネルギーが自然に生まれるからです。

サラリーマンの頃のように「さあ今日も仕事だ!」と無理に気合をいれたり、「目標達成に向けてがんばるぞ」と叱咤せずとも自然にやりたいことが出てくるし、面倒な家事だってやりたくないと拒絶しません。

結果、身の回りが整理され、頭の中もクリアになり、居心地が良いのだと思います。

なお、FIRE後に「やる気がなくなった」という人もいるとは思います。

それはもしかしたら「何かしなくては!」とか「モチベーションを維持しなければ!」といった焦りがあったり、健康習慣が不足していることもあるかもしれません。

FIRE→解放感→健康習慣→モチベーションというサイクルをトライするのも良いかもしれません。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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