完全FIRE後に「学歴」は役立つのか?

2024-06-15

アーリーリタイア生活

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サラリーマン時代もリタイア後のいまも「学歴」はずっと自分について回ってきます。

そんな学歴が今のリタイア生活で役立つかといえば、結論から言うと「役立つことはないが困るものでもない」という程度のものです。

今の生活での価値があるもの順番は「健康>時間>お金>・・>学歴」と、学歴はかなり後位になります。

ちなみにお金はそれを持つことで時間を増やしたり、嫌なことから解放されたりに役立ちますが、学歴があるからといってそのような「副次効果」もありません。

今日はそんな「学歴」についてリタイア後に役立つかを綴ります。

学歴が役立ったとき

そもそも学歴って厄介なものだと思っています。

学歴が役だったのはせいぜいサラリーマンになる前の「就活時」と「入社後10年」です。

就活時

僕が入社する頃、採用面談では今よりも学歴スクリーニングはあったと思います。

また大学OBが活躍する会社だと人事部の評判も良かった気がします。

そんなケースでは「面談を受ける」というチャンスを学歴が生みますが、だからといってそれで採用されるわけはなく、別問題なわけではあります。

入社後10年

入社後は学歴(出身大学・学部)が新入社員の配属に影響があったと思います。

ですが働きだしたらだんだんと関係はなくなるもので、僕の場合は気楽なものでした。

なぜなら、

・大学院卒の入社組は専門性をみられ採用後の即戦力を期待される(大学4年程度の経歴では専門性も期待されず仕事のプレッシャーも少な目)

・超高学歴の同期は「〇〇大学を出ているから仕事もできるのだろう」と職場で期待値が高く仕事はやりにくそうだった(僕程度の大学だと「そこそこやれてるねキミ」ぐらいにバーが低く気楽だった)

という感じです。

そして現実には、学歴は「仕事の評価」に影響をしなければ「昇格」にもさほど関係ありませんでした。

大事になるのは学歴ではなく最初の10年程度の職務で得た「知識・スキル・実績」といったものになります。

そんな「学歴」→「職歴」に最初の10年間で転換されるわけです。

以上が人生を振り返って学歴が役だった部分でした。

リタイア後に学歴が役立たない理由

ではなぜリタイア後は学歴が役立たないかといえば、そもそも僕は完全リタイアの片道切符なので、いまさら学歴を問われる場面はありません。

これがセミリタイアなど仕事をする前提でアーリーリタイアをされた方だと、きっと履歴書に出身大学を書き込んだり、面談でも問われるかもしれません。

ですがそれでも、学歴で採用が決まるものでもなく、それまでの「知識・スキル・実績」が問われるのでしょう。

なので働くことから永遠離脱した僕にとってはもはや学歴は何ら使い道はありません。

リタイア後に学歴を問われる状況

とはいえ、リタイア後に学歴が話題になったり、それが個人的に活かせることはあります。

完全リタイアで仕事をしていないと、他人が自分を知る簡単な枠組みは「元〇〇社勤務」と「〇〇大学出身」、その他、持っている資格程度です。

それも仕事の話題ではなく趣味やら何が好きかといった話題のなかで、もともと何をしていたのか?といった話題で踏み込まれる程度です。

そんな時に大学や専攻を話すと、例えば同じ大学出身だったりすると意気投合しやすかったり、専攻について話題となったりなどのきっかけであって、学歴そのものが人間関係を作るものでもありません。

終わりに

以上、リタイア後も学歴があるから得ということはありませんし、そもそも学歴はサラリーマン10年で賞味期限は切れています。

ときに人は「お金があれば幸せなのに」とか「学歴があれば幸せなのに」と過剰評価したり「幸福はお金や学歴に結び付いてる」と錯覚しています。

どうしても「それでも学歴が欲しい」ならば、セミリタイアや完全リタイア後に大学院なりに通えば良い解決になるかと思います。

ちなみに僕がいま大学に通ってもまた「居眠りばかり」の睡眠学習になりそうで進歩は無いと思うので、だったらリタイア生活は教室ではなく自宅で昼寝することにします。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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