株高ゆえ「見失いがち」なFIREに重要な行動

2024-02-22

投資

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株価もバブル期の最高値を超え、投資はますます注目をされています。

これは良いことですしFIREを目指す人も増えると思います。

なのでこんな絶頂期だからこそあえて違う見解をしようと思います。

それは投資以外の方法で収益源を作ることも大事だということです。

投資を否定するものではなく、投資に注目しすぎて他の収入源を育てることの機会損失を生むのを防ぐこともうという趣旨です。

リタイア後に投資運用益で生きる怖さ

FIREの基本形ですが、一定額の資産を築きその運用益で生活費を賄えるという「生活費<資産所得(投資益)」が続く限りは、ずっと安泰です。

そんな「投資一本打法」という王道はリタイア後は(僕は)怖いと感じてしまいます。

その理由は、

・自分の資産(ぎりぎりでFIREするならその資産の大半)を投資運用に晒す怖さがある、

・倒産リスクや配当減額リスク、評価額のアップダウンで落ち着かない、

というものです。

でもこれは投資に必ず付随するもので今に始まったわけではありません。

ですが現役時代とリタイア後の今で、実感として違うことがあって、それは、

・「給与」という安定収入がゼロになったことで「給与x投資リスク」の分散がリタイア後には無くなった、

ということです。

現役時代に投資リスクを取れたのは「給与」という安定収入の存在があったゆえです。

複数の収入源への分散

ということで、リタイア後は投資だけの「一本足打法」は自分にはメンタル的にはきついとある程度はわかっていたので(実際には思った以上きついですが)、給与が無くなっても大丈夫なように「収入源を増やす」という分散作戦はずっと進めていました。

結果的に9つの収入源です。

それは大きく2つに分類されます。

①サラリーマンであれば得られる収入

→会社の制度としてありえるのが①~⑤(以下)

*個人事業主であっても得られるものも含みます

②サラリーマンの安定性を使った投資で得られるもの

→投資をして得られるのが⑥~⑩(以下)

給与以外の収入源

収入源を個別にリストします。

①公的年金(終身)

②企業年金(終身)

③企業年金(期限付き;規約型企業年金として退職金の一部を年金形式で受け取る)

④企業年金(期限付き;会社制度としての年金)

⑤企業型確定拠出年金(期限付き;DBとして資産運用結果次第)

⑥個人年金(終身)

⑦投資・資産運用益(期限付き;株式投資等、一定年齢まではやるが高齢でストップ)

⑧国内不動産投資(生涯:家賃収入を得ながら出口は相続)

⑨海外不動産投資(期限付き:家賃収入を得ながら出口は売却)

となります。

一方、⑩起業、というのもありましたが、法人として収入を自動化させ8期ほどやりましたがサラリーマンをやりながらでは継続困難となりました。

勤める会社の制度であったり投資のやり方でこうした結果は違ってきますし、僕のやり方が正しいというものでもありません。

最終的には人それぞれ「好き好き」や「向き不向き」をもって育てることが必要だなとは思います。

ちなみに若い時は「投資こそすべて」と公的年金は過小評価をしていましたが、リタイア後は「生きていれさえすれば受給できる」という年金系はかなり重みがあります。

他にも年金はこうしたメリットもあります。

自己破産の処理でも没収されない究極の資金源で不労所得とは

終わりに

こうして並べてみると現実には年金関連も多いという状況です。

公的年金は現役世代がリタイア世代を支える「不公平感」がありなにかと難しいトピックです。

ただ、僕も「上の世代の年金受給額は得だ」と制度の不公平さを思いましたが、僕より下の世代の人は僕たち世代を「羨ましい」と思ってしまう、そんな世代越えの不満はでるものです。

でもこれは変えようがない事実なので、あれこれ「不公平だ」と言っていてもなんら状況は変わりません。と、僕も自分の上世代をみてそう思いましたが、それより自分で防衛できる収入源を拡大するとしていろいろ取り組んだ次第です。

今の若い人も、そんな現実を受け止めて自衛をすることに努力を惜しまない人には、ぜひ、成功して欲しいと思います。

ということで、あえて株高のいま、収入源を広げる視点について情報発信した次第です。


お金の不公平感を批判ばかりするより、現実を受け止め最善を尽くすことが大事だと思いますし、そんな行動力が大事だと賛同いただける方はぜひポチっとクリックをお願します。

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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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