FIRE批判-リアル生活で受けたFIRE批判3選

2023-11-29

経済的自由・FIRE

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FIRE後、リアル生活で対面した人のなかでFIRE生活にネガティブ反応をする人はゼロではありません。

僕は完全リタイアで「無職」ゆえ、やはり働いている現役サラリーマンやOLからすると「無職=怠慢、暇、謎」といった反応もあったりします。

今日はそんなFIREへのネガティブ反応3選を取り上げ、その背景にある理由や構造を綴りたいと思います。

FIRE(無職)は怠慢

FIREに対するネガティブ反応で最も強いレベルがこの「怠慢」という捉え方でした。

直接的ではないにしろ「怠惰な生活をせずに社会貢献をした方が良い」といった趣旨の考えで反応する人です。

こうした人は、そもそも無職は不規則な生活をして好き勝手に生きているし、社会に対して労働や納税など貢献してないという先入観を持っているようです。

現実のFIRE生活はというと、サラリーマンの頃より健康で良い習慣を保てています。

無職であっても一応いろいろな形で税金も納めていれば、お金を空費として積極的に使うことも、投資や資産運用でお金を還流させることも社会貢献だと僕は思っています。

っていうか、時間があるゆえサラリーマン時代は見過ごしていた老人が困った解きや小動物が怯えていても、優しいおじさん(?)として接しては「1日1善」もモットーに生きているので・・まあ貢献あれど怠慢でもないかなと、思っています。

FIRE(無職)は暇

FIREに対するネガティブ反応として次に強いのがこの「暇」という反応です。

この反応はわりと多いです。

確かに現役サラリーマンが日々費やしている膨大な仕事時間すべてが「自由時間」となったら、いったいその時間を何に使うの?といった率直な疑問が浮かぶのだと思います。

ただネガティブに「FIREという生き方は暇であり、それゆえ無駄な時間の過ごし方になる」といった角度で決めつけて批判されることがあります。

こんな人は「暇な時間を持て余すより仕事をして社会に関わるほうが良い」とも考えているようです。

僕からすると、FIREの現実は、そんな時間を持て余すほど「退屈はしない」です。

というか、時間が多くあるので「暇」かもしれませんが、そんな暇を持て余すことなく趣味であったり、調べものや、これまでやりきれていなかったこと、やりたいことなど、多々、やっています。

それゆえリタイア前より「時間を大切にしている」とも思っています。

今から思うと、サラリーマンの頃に同じルーティンの仕事であったり、毎年同じ問題を議論する年度予算審議しかり、落としどころが決まった企画書作りも、社内接待であっても、それらがよほど「暇で余力がある状態だ」としか今は思えません・・。

FIRE(無職)は謎

FIREに対するネガティブ反応として最も中庸よりなのがこの「謎」という素直な反応です。

直接的ではないにしろ「(経済的に)働いた方が良いのでは」といった忠告助言めいた反応です。

投資であったり資産運用をさほどやってきていない人は、生活を支える経済的手段はやはり労働以外はないという考えで囚われているようです。

なので、頭のなかのロジックは、

①WATARUはサラリーマンだったからさほど貯蓄もないはずだ

②貯蓄が底をつくのも時間の問題だろう

③だから今は良くてもいずれ働かないと生活が立ち行かないのだから、とっとと働け

といった感じです。

かなりFIREという世界からは遠いところにいるので、立ち話でもFIREというカラクリを説明するのも困難なタイプだと思います。

終わりに

こうしてみると、ネガティブアグレッシブな順番では「FIREは怠慢>FIREは暇>FIREは謎」です。

ただ多くは、アグレッシブな背景にある嫉妬であったり、知識不足で先入観を持っていたり、違う価値観を否定したりといったものです。

とはいえ終身雇用は崩れ、定年が先に延びるなか、もっと早期リタイアをする人が増えてくる時代だとは思うので、こうした反応も、いまは過渡期で多いだけかもしれません。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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