リタイア後に得られる「じわじわ来る恵み」について

2023-11-10

アーリーリタイア生活

t f B! P L

アーリーリタイア後に自分自身にもいろいろな変化が起こります。

そのなかで、あからさまな変化ではないのですが、ジワジワと訪れた「恵みとなる変化」があります。

それは「心の余裕が生まれる(増える)」という変化です。

ただ、それがどこから、いかに来るのかがピンときませんでした。

今回はリタイアで心の余裕が生まれるメカニズムを考えました。

心の余裕とは

心の余裕というのは、イライラすることもなく、問題が起きたり思うようにいかなくても、平常心でいられる状態です。

人に優しくできたり、何事にも感謝の気持ちを持てる状態です。

サラリーマン時代は、やはり時間に追われたり、自分のペースでできないこともあり、何かとイラっとしがちです。

リタイアすると、こうしたことがほとんど無くなるのも、心の余裕が生まれたからです。

心の余裕の源泉

リタイア後に心の余裕が生まれる理由として3つ思い浮かびます。

それはリタイアによって、①ストレスのなさ、②時間的余裕、そして③自己決定権が得られるからです。

人によってこの重みは変わるかもしれませんが、僕のなかでは、①<②<③となっており、それぞれ、以下の意味を持ちます。

ストレスのなさ

リタイア生活でもともとストレスがないので、多少、思う通りにいかないことがあっても「イラ」っとくるような沸点まで程遠い状態です。

目の前で電車に乗り遅れても、自分が並んでいる窓口の列だけが進まなくても、だからといって「イラ」っとはしません。

時間的余裕

また、時間に追われる生活をしているかどうかも、大きくかかわります。

時間に追われているサラリーマン時代は、仕事が終わった直後でも、まだ仕事モードを引きずっていてせっかちだったりします。

ストレスの無さに加え、時間に余裕があることで、かなり安定した心の余裕が生まれます。

自己決定権

ただ、そうしたストレスや時間的な余裕があっても、どうしても僕が譲れないのが「自己決定権」です。

何事も自分で決められるという状態こそ「心の安定」を生むもので、それが「心の余裕」につながっています。

もし、ストレスもなく時間的余裕があっても、誰かの判断にいつも委ねないと物事を決められない状態では、やはり「心の余裕」というのは生まれないと思うからです。

なぜ「じわじわ」と訪れるか

こうした「心の余裕」がリタイア後にじわじわと来るのは、ストレスや時間的余裕、自己決定権というものは「目に見えないもの」で、それらを感じ取るのに時間がかかるからだと思います。

例えば、リタイア直後に、目覚まし時計のない生活をしたり、好きなことを好きなだけしても、まだそれが「サラリーマン時代の週末や長期休暇」と「リタイア後」の違いがピンときません。

少しずつサラリーマン時代の習慣やマインドが無くなり、何事も自分で決定できる状態が続くと、ようやく心に定着してくる感じでした。

終わりに

この「心の余裕」というのは、リタイアによって得られるもののなかで、とても価値が大きいと思っています。

日々、感謝する心を持てたり、ポジティブに考えたり、あるいは他者と比較することない心穏やかな自分を作る「オオモト」となります。

ジワジワと生まれるので目立ちにくいがゆえに、この存在に気が付いて、それが希少価値の高い「リタイアのメリット」だなと、最近は強く思うようになりました。


ランキングも参加してます。参考になったり面白かったり応援して頂けるなら、こちらもポチっとしていただけると励みになります。

  にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ

にほんブログ村

自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
PVアクセスランキング にほんブログ村

このブログを検索

QooQ