FIRE後に「こんなFIREじゃ本末転倒だ」と感じた出来事が3つあります。
その最後の出来事(3つ目)は「リタイア特権を行使しすぎ」です。
リタイア特権とはリタイアしたゆえにできること(=サラリーマン時代にはできないこと)です。
例えば、平日の昼飲みなど、サラリーマン時代にできず「隣の芝が青く見える」というものごとをリタイア直後はいろいろやりました。
その結果、いつしか「サラリーマンの頃にできなかったことをするのがリタイア生活」となり「本来リタイアをしてやりたいことが手つかず」という本末転倒な状況になりました。
そんな状況から、本来やりたかったことへ少しずつ目を向けるようになった、FIRE直後の試行錯誤について今日は綴ります。
リタイア直後のやりたいこと
リタイア直後はとにかく「平日x非日常」を味わいたい日々でした。
非日常といっても「平日の日中に自由がないサラリーマンではできないこと」であって、決して特別なことではありません。
例えば、平日の昼飲み、平日の空いた時間の映画、平日の太陽の下での散歩、平日ランチで人気のお店に早めに入る(待たずに入る)、日中の空いたジム、ハッピーアワー・・。
リタイアした今は当たり前ですが、当時はリタイアの背徳感を感じながらの「非日常」でした。
ただそんな時間は3か月も続きません。
その非日常から目が覚めたきっかけは、平日の日中に飲んで、夕方から寝入ってしまい午前1時に目が覚めた日のことです。
結局、再び眠くなるまでネット記事を読みながら時間をつぶし、ふと「やりたいことがあってアーリーリタイアをしたのに、こんな過ごし方をしていては本末転倒だ!」と後悔したのです。
アーリーリタイアの賞味期限を再認識した
そこから「本来やろうと思っていたことを手掛けよう」と原点に戻り思い直しました。
なお、定年よりも9年早くリタイアしたゆえ、僕のアーリーリタイアの賞味期限(残時間)は9年です。
その9年間は「より体力や気力がある期間」だからこそできる「ものごと」として、リタイア前に7つのことをリストアップしました。
それは、①今しかできない投資、②健康年齢のうちにしかできないスポーツ、③体力やハードシップを伴う旅、④新しい技術や知識の習得、⑤親孝行、⑥友人・お世話になった人への感謝、⑦自分ならではのビジネス、です。
これらをやることが、僕がアーリーリタイアで得た価値そのものになります。
なお、この7つの進捗は、先般、記事に書いています。
早期リタイア特権での義務と権利
前述の通り、「早期リタイアの特権」というのは、サラリーマン時代にできなかったことをするだけではなく、賞味期限のあるものごとに、今だからこそ時間を使えることだと思います。
なので平日の昼飲みもリタイア直後ならではの楽しみでした。ただ、それ自体が目的となり、本来やりたかったことを先送りしてしまえば、本末転倒です。
このリタイア特権には「自由に伴う権利と義務」があります。
先の7つのリストでいけば、「義務執行」は、親孝行(⑤)と、お世話になった人への恩返し(⑥)が該当し、その他は自分が楽しむための「権利執行」です。
先に義務を果たすことで、いずれ自由を心底楽しみたい、そう思っています。
権利(自由)の構造はどうなっているか
そもそもFIREで得た自由とは何であるかも掘り下げて考えてきました。
これは以前記事にしていてビジュアル化をしています。
簡潔にいえば、
・「経済的自由」を得て早期リタイアすることで「時間的自由」を得る
・そんな「時間」と「お金」を使って、健康的なライフスタイルを作り直す
・その結果「健康・時間・お金」の3つのライフスタイル基盤(インフラ資産)ができる
・このインフラ資産がしっかりあるゆえ3つの自由を得られる
・それは「地理的な自由・人間関係の自由・思考の自由」、
・つまり「どこに住むか、どこに旅行するか、誰とつきあうか(嫌な人間関係は捨てるか)も全て自分で決められる
・自分に関係するテーマや教養を追求したり自分を見つめ直す自由もある
ということになります。
なお、「どこで、いつ、だれと、どう過ごすか」とか「何を考え、何を為そうとするか」も必要十分な「健康・時間・お金」があれば、健全なる心身で実行できると痛感します。
終わりに
こうしてリタイア直後の「隣の青い芝生」も体験し、自由のための「怠惰な悪習慣」からの解放があったうえで、本来のリタイア特権と向き合いました。
なお、特権といっても自由のなかの「権利」よりも「義務」(というか「義理」?)を先にやっていて、振り返ればこれは歴史として繰り返しています。
リタイアのきっかけの1つが「子供が社会人になった」でしたが、子育てには力をいれていたゆえ、子供が社会人になったときは「やり終えた感」があり、晴れ晴れリタイアできました。
また同時期、仕事も十分やったとも感じていて躊躇なく仕事も終えました。
やはり「義務(家庭や仕事)が先で、権利(リタイア)は後に」が自分スタイル(価値観)で、このFIRE特権も、「自由ゆえの義務を先に果たす」は自然の流れです。
自由の義務さえ果たせば、その後、自由の権利を心おきなく行使し「真の自由人」?も体験できるかも・・といつしかもう一段、晴れ晴れした心になるのを期待しています。
ランキングも参加してます。参考になったり面白かったり応援して頂けるなら、こちらもポチっとしていただけると励みになります。
↓


0 件のコメント:
コメントを投稿