自分にとって「何歳のFIREがベストだったか?」を考えた

2023-10-28

経済的自由・FIRE

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今回「何歳のFIREがベストタイミングだったか」を考えてみました。

あくまで50代半ばでFIREした僕が過去を振り返るなかでの個人的見解ですが、ベストタイミングと思えるのは「47歳±2歳」です。

これは、経済的事情や家庭環境は一旦横に置き、「この年齢で人生を分けると、サラリーマン人生から受取る充実度と、セカンドライフから受取る充実度の、2つの合算が”最大”になる」という理由です。

ということで、今日はこの「47歳±2歳」について綴ります。

47歳±2歳という人生の立ち位置

僕が「47歳±2歳」がFIREのベストタイミングだとする理由は

・体力的/能力的にもサラリーマンとしてはほぼピーク

・会社での自分の将来性や限界が見えてきている

・自分を客観視し本当に大切にしたいこと(価値観)を認識できる

・セカンドライフでチェレンジするにも体力的にやっていける

といったところです。

つまり「サラリーマンとしてのピークを迎えながら、セカンドライフを充実させるに相応しいエネルギーを十分に持っている」というタイミングだからです。

この辺りの感覚は環境は人にもよると思いますが、とはいえそんな大きな開きはないかもしれません。

*ちなみに業界にもよりますが、サラリーマンですと40代後半から本社から離れてグループ企業に片道出向するなど選別もでてきます。

自分のFIREケースを当てはめると

その「ベストタイミング」からすると僕は10年遅れでFIREをしたことになります。

厳密には40代後半にFIREのFI(経済的自立)をして、そのまま会社を辞めずに働く判断をしました。

自分が携わった天職ともいえる仕事が道半ばだったので、途中に放り出しては「最後まで本を読み切らない」というような中途半端さで後悔しそうだからです。

そんな仕事は5年早く出会っていて、そして50歳前にリタイアすることが僕には理想だったのだとは思います。

人生、そんなうまくはいきませんが・・。

いまのFIRE行程で良かったこと

そんな理想とは違う工程で、FI(経済的自立)をしても働き、そして最終的にRE(早期リタイア)をしたわけですが、それゆえ「得られたこと」もあります。

1つは自分らしく仕事をやれたことです。

経済的自立によって、会社の日々は「いつ辞めても良い」という開き直りの心境になったせいかサラリーマンにありがちな「保身」は完全に捨てられました。

組織や上の意向を気にして「受動的」に立ち回らず、自分が大事だと思うことを信じて「主体的」に立ち回ることができるカードを手にしたことは大きく、また仕事も快適です。

もう1つの得られたことは、時間の密度です。

RE(早期リタイア)がやや遅れたとの認識から、いまのセカンドライフはかなりスタートダッシュで全力疾走しています。

確かに体力や気力は衰えてはいますが「時間を取り返す」として動き回っているので、そんな衰えを補うパワーにはなっています。

終わりに

ところで今回は「経済的理由」を除外して考えていますが、現実は、それがFIREに大きく影響します。

ただ、経済面が整うことばかりでFIREタイミングを考えていると、「お金があればとにかく早くFIREしたい」というマインドに支配されてしまい、大事なことを見落としてしまう気もします。

FIREは大きな人生の転機になります。

こうした「短期思考」や「お金」という側面から一歩距離を置き、「本来、どんなタイミングがベストか?」と「生きがい」をもって長期視点で考える機会も、必要だとは思います。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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