8月17日の投稿より一時休止していたブログを再開します。
突然の休止にて大変失礼しました。
改めて、休止理由と今後の方針(リタイア後の自由とは何かについての新しい想い)について書きたいと思います。
その前に・・・
マウイ島の山火事により亡くなられた方々とご遺族に心よりお悔やみ申し上げます。
また、被災された方々にお見舞い申し上げます。
ブログを一時休止した理由
僕がブログを一時休止した理由は家族との海外旅行に集中するためでした。
年老いた母親や姪っ子等を連れてハワイのオアフ島に滞在していました。
ホスト役としてあちこち連れて行ったり対応したりで多忙でした。
実は、当初は火災のあったマウイ島(カアナパリ地区)の旅程でした。
そのマウイ島を急遽変更し、オアフ島はホノルル滞在としたのです。
そして帰国したのがつい先日です。
旅行の位置づけ
今回の旅行は特別の目的と意味があります。
老齢で体力的にも母親にとっては「人生最後の海外旅行」です。
中1の姪っ子も揃って「親子3代旅行」は今回限りでしょう。
僕においても「最初で最後の海外旅行プレゼント」であり最大の親孝行行事です。
思い描いていたのは、あのマウイ島の素晴らしい自然とローカル感が満載の島で、夕陽を見ながら家族でバーベキューしたり、山頂にあるハレアカラ天文台の周辺で星空と朝陽をみる体験です。
そんな夢をなんとしても実現したいと思っていました。
母親に「生きているうちに家族で素晴らしい旅行ができて良かった」と思ってもらうためです。
渡航前の混乱と判断
ところが8月9日早朝(日本時間)にマウイ島で火災が発生しました。
僕の渡航は8月16日からです。
マウイ旅行をどうするかの判断を迫られました。
被災状況がメディアで報道されないなか、現地発のツイッター情報を集め、悲惨な状況がみえてきました。
「被災地のマウイ島に行くのは不謹慎」という思いで断念しました。
出発5日前という難しい状況で、急遽、ホノルル滞在で旅程を実行できるよう予約開始しました。
僕にとってリタイア後の最大のプロジェクトを簡単に諦めるわけにはいきません。
実現できた家族旅行
直前ゆえ1か所のホテルを通しで予約できません。
中心エリアにある3つのホテルに滞在し、ホノルルで5泊、全員で、キッチン付きの2BRのオーシャンビューに滞在するよう予約確保ができました。
またレンタカーも手配し、郊外のビーチや自然の景観を見て周ることにしました。
とはいえ予約は大変でした。
マウイ島からの流れる人のせいか、オンラインのホテル空きも次々に無くなります。
パソコン2台で検索しながらどうにか最善の組み合わせで予約できました。
結果的に異なるホテルを滞在したことで、それぞれ景観が素晴らしかったり、良い経験となりました。
戻ったいまは、本当にホッとしています。
さまざまな懸念の対応も
いま振り返っても、良く実現できたと思います。
当初、母親は「やっぱり行かない」と言ったり、日頃のメニエール(めまい)を心配したり、とても弱気でした。
それでも僕は、ダメ元でいろいろと対応し、事前に母親の心臓への負荷も大丈夫か気になり専門医に診てもらったりもしました。
コロナが蔓延するなかで罹患しないよう母に配慮して生活してもらったり、毎日顔を出したり。
段取りもエネルギーも使いきったうえでの達成です。
約束
それともう1つ。
実は中学生になった姪っ子。その父親(僕の弟)とはある約束がありました。
癌で他界する直前に弟から「母親をよろしく頼む」「生まれたばかりの娘のことも頼む」と言われていました。
母親は海外旅行が好きであちこち旅をしてきましたが、加齢により、旅仲間が他界したり入院したりで行かなくなっていました。
姪っ子は珍しく弟のコンサバな性格を大きく引き継いでいます。どちらかといえば豪快で積極的だった弟にとって少しもどかしく思っているでしょう。
そんな姪っ子に新しい世界を見せたいというのもありました。
僕がアーリーリタイアした目的の1つもこうした「約束を果たす」というものでした。
そんな約束であり義務を果たしたゆえ「すがすがしい自由」を感じました。
終わりに~僕が目指すこと
アーリーリタイアをしてからずっと「真の自由」を追求しています。
「自由」は人によっていろいろな形があります。
僕にとっては「約束を果たさずして真の自由はない」というものだと思いました。
親孝行プロジェクトも、弟の約束も、それらを果たし終えて感じるすがすがしい自由や達成感ある喜び。
やるべきことをやったからこそ自分の自由を追い求めても良い、といった開放感です。
少しだけ「真の自由」に近づけた気がします。
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