リタイア後のプロジェクト-先祖を敬う「家系図作り」

2023-08-12

アーリーリタイア生活 セミリタイア

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8月13日からお盆ですね。

会社員時代はお盆は「休み」との認識で浮かれていましたが、リタイアをしてからこの感覚が少し変わりました。

「先祖を敬う」という意識が強くなったのです。

いまこうして健康で生きているも先祖があってこその自分です。

ということで、リタイア後、時間を費やして取り組んでいる1つが「家系図作り」です。

家系図を作りつつ「先祖を敬う」です。

家系図作りのきっかけ

きっかけは、父親が亡くなってからのことです。

母親が一生懸命に手書きで「親戚のリスト」やら「家系図」を作っていました。

親戚や従兄など、僕も名前は知っています。

彼らは僕の父や母、あるいはお爺ちゃんお婆ちゃんの兄弟やその子供、孫などですが、誰と、どういった関係にあるのか、僕は頭で整理できていません。

母親は、自分が死んぬと、そういった家系がどうなっているか僕もわからなくて困るだろうと、そんな気持ちで書き出しているようでした。

そこで僕は、リタイアで得たこの時間を使い「何代もの先祖まで遡り家系図を作ろう」と思ったのです。

家系図は、先祖の名前から生年月日などビジュアルに作るだけでなく、どこでどんな生活をしていたか、そんなルーツも調べようと思いました。

それを母親にも見せて安心させようと思いました。

家系図作りでやっていること

その家系図は外注して作ることもできます。

ただ僕は、先祖を敬う一環で、手作りで進めることにしました。

手作りというのは、つまり自分の父、母、そのお父さん(僕のお爺ちゃん)、お母さん(お婆ちゃん)、そのまた親・・・といった形で、1つ1つ遡って「戸籍」や「原戸籍」を元に作るのです。

戸籍や原戸籍に、当時の家族の居住地、生まれた日、名前などが載っているので、それを市区町村から取寄せるのです。

家系図を作りながらわかること

戸籍からわかるのは、自分の先祖がどこで生まれて、何歳で結婚し、何人の子供が生まれ、名前はなんと名付けたか、といったことです。

遡ればのぼるほど、家族の兄弟人数は多く、漢字ではないひらがなやカタカナの名前も増えてきます。

名前から職業も想像できることもあれば、驚くことに、養子や離婚も多いものです。

また、不思議と女の子が多い家系だった部分もあったり、その女系の家庭でようやく男の子が生まれたのにすぐに死んでしまった記録もあります。

その2年後に生まれた男の子にも、また、長男らしい「一」がつくネーミングをしていたりと「待ち望んでいた息子だったのか・・」と親の気持ちを想像できます。

しかし名前は「イネ」とか「トメ」とか、寛永xx年とか、数字の表記も元号も不慣れで、昔の書体で書かれ、読みこむのも大変です。

地名も古く今は実在しない名称もありますが、調べれば、今の名称や市町村名もわかります。

先祖のお父さんとお母さんが生まれ育った距離が相互に10~20キロ離れているとかも地理的にわかります。

「いや、でもどうやって知りあったの??」とか想像しながら作っています。お見合いでしょうけど。

昔の旧xx道の宿場だとか、土着の産業、有力な大名とか、地勢的なことも調べてたり当時の暮らしぶりも想像します。

なので時間も手間もすごくかかっています。

先祖を敬う

そんななか、南方の島で戦死をした人もいました。

昔の時代なのに80歳ぐらいまで長生きした人もいます。

短くても長くても、それぞれの人生があったのだなと想像し、祈りながら作ります。

僕がこうして辿ったり、知ることや祈ることも先祖の霊を敬うことになっていると感じます。

そして感謝の気持ちが伝われば先祖も喜ぶと思っています。

だってもし5世代なり10世代後の息子や娘が家系を調べ、記録にある自分の名前をみて呟いたり想像してくれたら、霊魂として嬉しくありませんか?

僕はそんな感覚があり、プロジェクトの終わりには、先祖が住んでいたゆかりの土地に行き、どういった自然のなかで生きていたのか体感したりお祈りしようと考えています。

終わりに

家系図が存在するお家の方もいらっしゃると思います。

良いですよね!

ただ僕の家系は、きっと先祖の誰もが忙しくてそんな記録化はできなかったのでしょう。

なので僕みたいにリタイアし、のほほんと生きている人間は、家系を代表し「ここらで先祖から後世までをつなぐ家系図を完成させないといけない」と、自分のミッションのように感じてます。

それが先祖に対して感謝の念を伝える行為だとの思いでやっています。

忙しいサラリーマンの方も、お盆の今、ぜひ先祖を敬いお線香をあげる時間を作ってみてください。自分がいるのは先祖があってこそのことですしね。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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