今日は、サラリーマン時代に得た総収入を細かく洗い出し、FIREの経済的な土台がどう形成されていたかをまとめてみます。
もちろん、勤め先の給与水準や福利厚生、投資スタイルによって構成は変わります。
あくまで「僕の場合はこうだった」という一例です。
サラリーマン時代の総収入の内訳
まず大枠で3つに分類すると、次のようになりました。
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生涯年収(退職金含む)……53% (*国内給を基準)
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会社制度を活用した収入……17%
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投資や不動産などの収入……30%
全体の比率でみると投資の割合が思ったより低く見えます。
しかし、30年を超えるサラリーマン生活での生涯年収と、それに付随する会社制度を活用した収入が3分の2相当で、体感としてはむしろ自然なバランスなのかもしれません。
具体的な内訳
①給与収入 53%
サラリーマン時代の給与と退職金です。およそ3分の1は海外での勤務だったので、これはあくまで日本国内での支給総額という前提です。
②会社制度を活用した収入 17%
海外赴任による手当上乗せや社宅など福利厚生による差分貯蓄 です。
海外赴任や社宅の恩恵はとても大きく、「会社制度を使い倒す」ことで自然と資産が積み上がっていきました。
③投資・不動産など 30%
株式等の金融投資と不動産売買による収益です。ここにはリタイア時点の含み益も入っています。
終わりに
結果として、給与:会社制度:投資 =「5:3:2」という資産形成になっていました。
人によっては「投資一本でアーリーリタイアを狙う」という方もいますが、僕は、自分の性格的にも バランス型でリスクを分散する方法が向いていたのだと思います。
