FIREの4つのモデル:資産基準と生活基準で変わるFIRE設計

2026-03-09

経済的自由・FIRE

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FIRE前は、仕事が生活の中心です。時間の使い方や人間関係、興味関心も会社を軸に回っています。

そのためFIREを考えるときも、自然と「いくら資産があれば生活できるか」という問いになりがちです。

ところが実際にFIREしてみると状況は大きく変わります。

可処分時間が増え、生活リズムや人間関係、興味関心も変化していきます。

すると、自分にとっての「豊かさ」がどこにあるのかが、少しずつ見えてきます。

今日は、FIRE後の生活実感から見えてきたFIREの設計の考え方について綴ります。

FIRE後に見えてきた生活のリアル

僕の場合、FIRE生活を続けるなかで「ゆとり費」が増え、生活費はサラリーマン時代より約20%ほど増えました。

つまりFIRE後に初めて、自分にとって本当に必要な生活が見えてきたのです。

ここで僕は一つのことに気づきました。

FIRE前は資産最大化、FIRE後は資産最適化。

FIRE前は「どれだけ資産を作れるか」というゲームでしたが、FIRE後は「どんな生活を続けたいか」という設計に変わります。

そのため「いくら資産があればFIREできるか」という問いは、FIRE後に一度見直す必要があると感じました。

FIREの設計には4つのモデルがある

FIREの資産戦略としてよく知られているのは「4%ルール」です。これは資産を運用しながら取り崩して生活する方法です。

一方で、株の配当や不動産収入などのキャッシュフローで生活する方法もあります。

つまりファイナンスモデルとしては大きく次の2つがあります。

①資産を取り崩して生活する方法(取崩し型)

②資産からキャッシュフローを得て生活する方法(CF型)

さらにここにもう一つの違いがあります。

それは

資産を基準に考えるか

生活を基準に考えるか

という問いです。

この2つの軸を組み合わせると、FIREの設計は次の4つに整理できます。

僕のFIREの位置

僕自身は、いま振り返ると「生活基準 × CF型」の位置にいます。

ただ、最初からこの形だったわけではありません。

FIRE前は僕も資産を基準に考えていました。まず資産を作り、その資産から生活を作るという発想です。

しかしFIRE生活を続ける中で、生活のリアルな感覚が見えてきました。

そして生活費(基礎生活費+ゆとり費)を分析し、キャッシュフローを確認すると、次の構造が見えてきました。

現在:生活費(100%) > 資産所得(76%)

将来(65歳以降):生活費(100%) < 資産所得(114%)

つまり現在は赤字ですが、将来はキャッシュフローが黒字化する構造です。

詳細はこちらの記事です。

FIRE後の生活費は資産所得で賄えるか?~僕のキャッシュフロー実例

終わりに

FIREというと資産額ばかりが注目されがちですが、実際の生活では

生活 → キャッシュフロー → 資産

という順序で考えるほうが現実に近いと僕は感じています。

そして僕の場合、この構造から

「生活費<資産所得」へ向かう移行期間

があることも見えてきました。

次回は、この移行期間をどのように設計しているのか、その考え方であるPLとBSというフレームについて綴りたいと思います。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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