早期リタイアを伝達した時の上司のショッキングな返答

2026-03-17

経済的自由・FIRE

t f B! P L

お世話になった元上司等に、早期リタイアする意思を伝えたとき、いろいろな反応がありました。

大半の方は、長年のサラリーマン生活への労いや、新しい人生への応援の言葉でした。

そんな中で、二つだけ印象に残っている言葉があります。

一つは

「どうやって生活していくのですか?」

もう一つは

「やることがないなら、まだ働いていればいいのに」

前者は生活設計の話なので理解できます。

いくら収入が多くても、それ相応の支出ばかりでは資産は残りません。

貯蓄や資産所得を作ってこなかった人にとっては自然な疑問です。

ただ、後者の言葉には、僕は少しカルチャーショックを感じました。

今日は、その理由について綴ります。

「やることがない」という前提

その人の言う「やることがないなら」という言葉には、仕事をしていなければ暇でしょう、というニュアンスがありました。

そのとき僕が感じたのは、「そもそも、やることがないという前提は本当だろうか?」という疑問でした。

僕の場合、やりたいことはむしろ沢山ありました。

月に一度は一週間ほど旅行に出かけたいですし、学びたいこともあります。

語学、料理、カメラなどの趣味もあれば、試してみたい体験もいくつもあります。

さらに、やりたいことだけではありません。

親孝行や、これまでお世話になった人への恩返しなど、「やらなければきっと後悔すること」もあります。

実際、FIREしてからの4年間を振り返ると、「やることがない」どころか、むしろ「時間が足りない」と感じることが多いくらいでした。

リタイア前でも、「やることがない」という発想そのものが、僕にはまるで実感がありませんでした。

仮にやることがないとしても

では仮に、本当にやることがなかったとします。

それでも僕にはもう一つ疑問がありました。

「だから働く」という発想になるのか?という点です。

働くことで得られるものはお金です。

でも僕は経済的自立を達成したからこそ、早期リタイアを決めました。

仕事をしてまでお金を得る必要はありません。

では、やりがいでしょうか。

それも少し違いました。

僕がリタイアを決断した理由の一つは、仕事に停滞感と閉塞感を感じていたからです。

最後のプロジェクトもやり切り、自分の知識やノウハウは限界まで出し切っています。

もはや能力向上も見込めず停滞するのみです。

さらに、2年後も3年後も、どういった仕事をしているか、想像もつきます。

そんな停滞感と閉塞感という壁を前に、仕事にやりがいを見つけられるとは思えませんでした。

時間という資源

もし

・お金のためでもない

・やりがいのためでもない

のに働くとしたら、それは何のためでしょうか。

少なくとも僕にとって、労働に時間を費やす合理的な理由が見当たりません。

働くということは、人生の時間を差し出すことです。

でも僕は、その時間を差し出して収入を得るより、

・体験したいこと

・学びたいこと

・行ってみたい場所

・やるべきこと

に振り向けたいと思っていました。

そう考えると「やることがないなら働けばいい」という言葉は、疑問符が浮かぶのです。

仕事は人生なのか

FIRE生活を4年送ったいま、そのことを思い出すと、ようやく一つの理由に気づきます。

おそらく「やることがないなら働けばいい」という発言や思想には、

仕事=人生の中心

という前提があったのだと思います。

人生の基本が仕事であれば、空いた時間を仕事で埋めるのは自然な発想です。

でも僕の中では違いました。

僕にとって仕事は、人生そのものではなく、人生の中で「会社員時代」という限定期間にするものであり、人生のなかで仕事という役割を演じるだけの感覚だったからです。

終わりに

なので僕は、「大学生=自由な生活」から社会人(=制約と不自由の生活)になるとき、自由を失うものすごい絶望を感じました。

でもまたFIREをして「FIRE生活=自由の再来」と、そんなステージ変化だと捉えています。

「明日から社会人」となる日の絶望が大きかった人が知るべきこと

だからこそ、「やることがないなら働けばいい」という言葉は、そんな人生のステージ移行を妨げる発想ですし、そもそも「仕事=人生」という前提でしかありません。

僕の感覚や考え方が正しいと言いたいわけではありません。

自分と違う人生観があるのだと気づき、もし仕事が人生の中心だとしたら、人はいつ、どのようにして、その出口を通過するのか?と、そんな疑問が残ってしまうのです。

結局、「やることがないなら、まだ働いていればいい」への違和感は、この「出口をどう迎えたいか」という生き方のスタンスの違いなのかもしれません。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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