これまでを振り返ると、お金の果たす役割が人生のステージ毎に大きく違っていました。
お金は「守るため」の役割であったり、「攻めるため」の役割であったりします。また、お金を使う自由裁量があったりする時もあれば、まるで無かったりもしました。
こうした人生のステージごとにお金の役割がどう違うかを振り返り、いまの僕にとって「お金とは」という大きく4つのステージにわけて綴ります。
独身サラリーマン期
独身サラリーマンの頃は、お金は「楽しみ」や「余暇」を広げるためのものでした。
趣味に使う、友人と遊ぶ、旅行に行く・・そこには「守る」という発想はほとんどありません。
投資もしましたが、それは将来への強い危機感からというより「余剰資金を寝かせておくのはもったいない」という感覚です。
今振り返ると、若さゆえの吸収力や感受性の高い時に、こうしたお金の「緩い使い方」をしたからこそ、今も体験や驚きが沢山残っていると感じます。家庭を持つサラリーマン期
その後、家庭を持つサラリーマンとなると、お金の役割は大きく変わります。
お金は、家族の生活を支え、養育の責任を果たし、万一の事態に備えるために存在します。
こうした「守り」になることで、収入も資産も増やすことが重要だと感じるようになりました。
ただ、お金は家庭の管理下になるので、自分で勝手に使うことはできず、思うほど投資にはつぎ込めませんでした。もちろん、仕事を辞めるための手段とか、人生を変えたいとの理由で資金を減らすことは言語道断でした。
離婚後のサラリーマン時代
離婚によって一人生活に戻ると、再び、お金のコントロールは自分に戻りました。
家庭を支える役割(養育費の送金)を果たせば、残りは自分のために使えるという自由裁量が一気に増えました。
ただ、仕事が忙しかったせいで、趣味や旅行にお金は使いはしましたが、当時はより「資産の最大化」を目指して投資を積極的に行った時期でもあります。
仕事をしながら(気にしながら)旅行や趣味に使途しても、やはり中途半端な使い方になるので、このステージは「増やすことに全力を注いだこと」が、FIRE後の今となっては良かったと思っています。
FIRE後
そしてFIRE後、お金の役割がまた変わります。
このステージは「時間x資金」が十分にあるので、趣味や旅行など「サラリーマン時代にやれなかったこと」に着手しました。ただ、リタイア直後は資産寿命や支出などの不確定要素が多分にあり、お金を使うことに慎重にはなっていました。
その慎重さは、FIRE2年目には解決されました。資産管理の徹底、手堅い資産運用、資産寿命の検証などを重ねたことや、期間限定で思い切り支出実験をして「使う感覚」が腹落ちするようになったからです。
こうしてFIRE3年目は「自由投資予算」を作り、興味あることに躊躇なくお金を使い始めるまでになりました。
FIRE後は「守りを固め、そして攻めに転じる」といったお金を最適に活用するようなステージだと言えます。
終わりに
こうして振り返ると、お金の役割は一貫していません。
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独身期は「裁量有x経験値への投資」
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家庭期は「裁量無x防衛のため貯蓄」
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離婚後は「裁量有x資産の最大化」
FIRE後は「裁量有x資産の最適化」
このように、人生のステージが変わるごと、お金の役割も変化しました。
お金は役割りは不変ではなく、自分の価値観(何を大事にするか)を反映するだけのことです。
世の中、「お金は自己投資と思って使え」とか「安心のために貯めろ」など異なる意見を耳にしても、それに惑わされず、自分の人生ステージや価値観に照らし合わせ、正しい役割りを与えることが大事です。
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