昨日はブログの更新をできませんでした。
とくに、病気で寝込んだわけではありません。
ほぼ毎日、飲み会やら旅行をしていてもブログ更新をしてきた僕ですが、さすがにぐったり更新できない状況を今日は簡単に報告します。
朝からDIY
リタイア後、購入した空き家の整備として丸1日、庭の草木を刈り取る仕事をしました。
初夏のこの暑さ、湿気、クモの巣、虫の集団のなかで、それこそ2メートルの木を4~5本切り落とし、これでもかっていうぐらい汗(冷や汗も)かきました。
サラリーマン時代は「体力で勝負していた」とも言える僕なので、体力には自信がありましたが、庭仕事での体力消耗は想像を超える大変さでした。
庭師の方はすごいな~って思います。
サラリーマン時代との疲れの違い
サラリーマン時代の体力の使い方はどこか違うのだと思います。出張をしながら何件もクライアントやパートナーを訪問したり、終電までパソコンに向かうことも日常でした。
そんな日は「体が疲れた」とは感じていましたが、その「疲れ」の8割は「脳と神経」の消耗だと思います。自分では神経をすり減らした感はありませんでしたが。
一方、庭仕事はとにかく「無」の状態でひたすら木を切ります。
もしかしたら「ここに虫がいるかも・・」と脳を使ったり気遣い(?)をしますが、ほぼ10割は「体」の疲れです。
気づいたこと
こうして朝からひたすら庭仕事をすると、たった1日でも「目に見える成果」を感じます。
朝と夕方で、まるで空間が違って見えるほど変化があります。
その場に立って、「ここまで変えたんだ」と実感できる達成感はわかりやすく、仕事にはない明確なアウトプットです。
そして達成感を「体の芯が疲れる感覚」というもので味わいます。
だからこそ、汗だくになっても、どこか爽やかさが残るのかもしれません。
終わりに
働き方や生活のスタイルは、「どんな疲れ方が自分にとって自然か」で見直せると思います。
誰もが「やりがいある仕事をしよう」とか「ストレスの少ない働き方を」と言いますが、それ以前に、自分が心地よく受け止められる疲れ方を知ることも大切です。
神経をすり減らす疲れを何十年もやるのは無理な人もいますし、体の芯が疲れ続ける仕事を何十年もやるのは無理な人もいるはずです。
セミリタイア生活は、そうした疲れ方のバランスをうまく取れる方法なのかもしれませんね。
僕としては、単純に、仕事の後のビールより、庭仕事の後のビールが美味しくて、いつのまにか寝落ちするだけで、僕のリタイア生活は十分に幸せです。
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