無職FIRE民が困る~警察からの「巡回連絡カード」要請

2025-05-31

アーリーリタイア生活

t f B! P L

居住するマンションのポストに警察からの「巡回連絡カード」が入っていました。

これは、警視庁が全国的に実施している情報収集&連絡活動のためのものです。

この連絡カードに自分の個人情報(氏名、住所、電話番号、家族構成、勤務先等)を記入し、最寄りの交番に提出することになっています。

アーリーリタイア生活をする無職なる身分としては、わざわざ「無職です」といった申告をするようなもので、少し気が引けてしまいました。

今日はこの巡回連絡カードについて綴ります。

巡回連絡カードの内容

この連絡カードの利用目的は「災害や事件、交通事故など、非常の場合の連絡に使うもの」といった記載があります。もちろん、警察以外の人に見せることはないとの個人情報保護も言及されています。

記述する内容は、住所、同居者を含む家族構成リスト(各人の性別、生年月日、勤務先含む)、自分の本籍、自分の勤務先や実家などの所在地と連絡先です。

この情報提供は強制ではありませんが、果たして個人情報をわざわざ提供する意味があるのか?・・・と疑問に思いました。

緊急事態では本人の個人情報がわからない?

この連絡カードの利用目的は「災害や事件、交通事故」などでの非常時対応のようです。

例えば、外出中に交通事故に巻き込まれ、意識不明となるような事態を想定しているのでしょう。

仮に僕がこうした事故に巻き込まれたら、その時点で警察は僕の所持品を見るわけですが、スマホはロックがかかってみれませんし、カバンには昔ながらの手書きの手帳(実家住所等も記載)なんてものは入っていません。

なので唯一の手掛かりは財布に入っている「免許証」になるはずです。

免許証があれば、住所から管轄の警察署も判明し、事故現場にいる警察官が本部に連絡を取ることで、この巡回連絡カードを参考に、僕の緊急連絡先(実家など)を特定できるはずです。

巡回連絡カードがないと、家族への連絡が遅くなるかもしれません。

そう考えると、巡回連絡カードは有益なのかもしれません。

巡回連絡カード記載における僕の懸念

一方で、これを書くうえで少し悩んでしまう点があります。

まず、FIRE生活をしている僕は、勤務先欄に「無職」と書くことになります。

本来であれば働いている年齢の自分ですが、わざわざ「私は無職です」と警察に申告するようなものです。

すると警察側も「要注意人物」なんてカテゴリーで僕を管理しないか気になります。

もちろん理想は、勤務先名や連絡先を書くことで、そうすれば警察から勤務先に連絡を取ることで、会社が管理している自分の個人情報をもとに家族に取り次いでくれるでしょう。

FIRE生活を送る自分には、そうした会社の使い方はもはやできませんし、「無職」と書くのを「フリーランス」と書くことにしました。

巡回訪問があるのか?

なお、世の中には巡回訪問として警察官が個別に家庭を訪問することがあるようです。

いわゆる定期巡回というものです。

僕の住むマンションに警官が訪問することは無いようですが、万が一、巡回訪問があって、それを近所住民が見てしまうと厄介です。

ただでさえ、僕は平日日中に自宅マンションでうろうろしています。

多少、顔見知り(挨拶はしませんが)の人が、僕の自宅を訪問している警察官を見てしまうと、「そういえばあの人、平日いつも在宅だし、暇そうだし、警察官が来ていた」となって噂になってしまいます・・。

なぜ、「巡回拒否」なんて選択項目が巡回カードにないのかが残念なところです。

終わりに

今回、こうした懸念を抱きながら「巡回連絡カード」を記載し提出しました。

昨今、個人情報の漏洩も気になれば、警察による不祥事もあるわけで、出すのも懸念はあります。

でも、出さないと、自分が事故に巻き込まれた時の対応で困るかもしれません。

数週間後、警察官が個別訪問に来たら・・・その時は、楽しいFIRE生活のコスト(代償)だと思ってちゃんと対応することにします。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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